2022-0913-man4482
万葉短歌4482 堀江越え4153
堀江越え 遠き里まで 送り来る
君が心は 忘らゆましじ 藤原執弓
4153 万葉短歌4482 ShuJ737 2022-0913-man4482
□ほりえこえ とほきさとまで おくりくる
きみがこころは わすらゆましじ
〇藤原執弓(ふじはらの ゆみとり)=左注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第190首。左注に、「右一首播磨介(はりまのすけ)藤原朝臣執弓赴任(にんにおもむきて)悲別(わかれをかなしぶ)也 主人(あろじ)大原今城伝読云尓(つたへよみて しかいふ)」。
【訓注】堀江(ほりえ=保里延)[難波の]。忘らゆましじ(わすらゆましじ=和須良由麻之自)[「忘れようにも忘れられないでしょう」]。