万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4479 朝夕に4150

2022年09月10日 | 万葉短歌

2022-0910-man4479
万葉短歌4479 朝夕に4150

朝夕に 哭のみし泣けば 焼大刀の
利心も我れは 思ひかねつも  大原大刀自

4150     万葉短歌4479 ShuJ725 2022-0910-man4479
 
□あさよひに ねのみしなけば やきたちの
  とごころもあれは おもひかねつも
〇大原大刀自(おおはらの おほとじ)=02-0103、08-1465各注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第187首。題詞に、「藤原夫人(ふじはらの ぶにんが)歌一首」、同脚注に、「浄御原宮(きよみはらのみやに)御宇天皇(〔天武天皇〕)之夫人也 字曰氷上大刀自(ひかみの おほとじ)也」。次歌左注参照。
【訓注】朝夕(あさよひ=安佐欲比)。利心(とごころ=刀其己呂)[「鋭く磨き澄ました心。理性」]。