2022-0914-man4483
万葉短歌4483 移りゆく4154
移りゆく 時見るごとに 心痛く
昔の人し 思ほゆるかも 大伴家持
4154 万葉短歌4483 ShuJ737 2022-0914-man4483
□うつりゆく ときみるごとに こころいたく
むかしのひとし おもほゆるかも
〇大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第191首。題詞に、「〔天平〕勝宝九歳〔(757)〕六月廿三日於大監物(だいけんもつ)三形王(みかたの おほきみ)之宅(いへにして)宴歌一首」。左注に、「右兵部大輔大伴宿祢家持作」。
【依拠本注-大監物】中務省に所属し、官物出納の鍵を監察する役所、監物の長官。
【原文】20-4483 宇都里由久 時見其登尓 許己呂伊多久 牟可之能比等之 於毛保由流加母 大伴家持