今年の梅雨は長く感じませんか?
ここ茨城もまぁよく雨が降りますわ。
さらに梅雨前線がフラフラと不安定に動くもんだから、突然凄い雷が鳴ったりします。
土曜日も夕方からゴロゴロとしてきて、夜には本格的な雷がやってきました。
僕らが子供の時は雷が怖くて、家の中の灯りを消して雷が通り過ぎるのを待っていたものです。
でも、近頃の家は気密性が良くて、雷の音も恐怖を感じるほど聞こえてきません。
土曜日の夜の雷もそのような感じでしたが…
僕『さぁ、子供たちっ お風呂に入るぞっ』
娘『やだ~っ』
僕『ダメだよ、ほら早くしなさい!』
娘『んもう…ちょっと待っててセーブするからっ』
娘は夕食が済んで、風呂に入るまでの時間をゲームで過ごすのが日課である。
ゲームとは子供らには必須のアイテム『ニンテンドーDS』でございます。
僕『じゃ先に入ってるからなっ たくっ(ぶつぶつ…)』
【ぶつぶつ…の説明開始】
だいたい、ゲームなんてのはね…
目は悪くなるわ、集中しちゃうと人の話は聴いてないわ…。
外で元気に遊ぶこともしなくなるわ、そのお陰で骨が弱くなるわ…。
現実を仮想空間の区別がつかなくて、引きこもりにはなるわ…。
と
百害あって一利なしなんだよ!
【ぶつぶつ…の説明終了】
と風呂に向かって歩き出したその時、
パッチィ~ン(シーン)
僕『うわっ 停電だぁ~』
嫁『きゃぁ~ 停電よぉ~』
僕『か、懐中電灯は玄関だ!』
嫁『ダメ~真っ暗で玄関まで辿りつけないよ~!』
ふと、リビングを振り返ると、娘の顔が明るい…
ゲーム機の灯りだ!
そうニンテンドーDSの液晶の灯りが灯っていたのだ!
僕『おぉっ 娘よ!その灯りで玄関まで行って、懐中電灯を持ってきてくりぃ…』
娘『ラジャっ (・o・)ゞ』
真っ暗な我が家を照らしたささやかな灯り、ニンテンドーDSの液晶…
我が家に発生した暗闇地獄の中、一点の希望の灯りとなったニンテンドーDSの液晶…
さっきは、ぶつぶつ…と、ゲームは百害あって一利なしなどとゲーム機さまの悪口を言ってしまってほんとうにごめん。
今回は、ゲーム機さまのお陰で助かったよ。
娘『ゲーム機のお陰じゃなくて、ゲームをやってた私のお陰でしょ!』
僕『ギャフンっ』