「風の記憶」記事一覧
投稿日が 古い順 | 新しい順
-
線路は続くよ何処までも
(2024年04月27日 | 「2024 風のファミリー」)
17歳の私が回想の風景の中にいる。毎... -
ときには時を動かしてみる
(2024年04月20日 | 「2024 風のファミリー」)
時が過ぎてゆく。時間に追われていた... -
飛鳥の風になって
(2024年04月12日 | 「2024 風のファミリー」)
近鉄飛鳥の駅前で、レンタサイクルを... -
花の下にて春死なむ
(2024年04月07日 | 「2024 風のファミリー」)
また桜の季節がやってきた。父は桜が... -
父の遺言状
(2024年04月04日 | 「2024 風のファミリー」)
父の命日で、天王寺のお寺にお参りし... -
春の匂いがしてくる
(2024年03月30日 | 「2024 風のファミリー」)
春はかすみに包まれる。かすみを吸っ... -
白い花が咲いてた
(2024年03月26日 | 「2024 風のファミリー」)
白い花が咲いてた ふるさとの遠い夢の日... -
まだ虫だった頃
(2024年03月20日 | 「2024 風のファミリー」)
寒さにふるえているあいだに、時だけが木枯らしのように走り去っていった。... -
水が濡れる
(2024年03月17日 | 「2024 風のファミリー」)
春の水は、濡れているそうだ。水に濡れ... -
だったん(春の足音がする二月堂)
(2024年03月13日 | 「2024 風のファミリー」)
ちょうど阪神大震災が起きた年だった。東大寺二月堂の舞台から、暮れてゆく... -
風邪と闘う
(2024年03月09日 | 「2024 風のファミリー」)
風邪を引いたくらいでは、私は医者にはかからないことにしている。けれども... -
蜜の季節があった
(2024年03月04日 | 「2024 風のファミリー」)
梅が咲いた。枯木のようだった枝のどこに、そんな愛らしい色を貯えていたの... -
雛の手紙
(2024年02月26日 | 「2024 風のファミリー」)
最近は季節を後から追いかけていることが多い。今年もすこし遅れて雛人形を... -
わが輩も猫である
(2024年02月26日 | 「2024 風のファミリー」)
・・・わが輩も猫である。きょうも目が合ったあいつは、わが輩のことを野良... -
男はつらいよ!
(2024年02月16日 | 「2024 風のファミリー」)
息子は荒川と江戸川に挟まれた辺りに住... -
霜柱を踏み砕いたのは誰だ
(2024年02月10日 | 「2024 風のファミリー」)
冷え込んだ朝、公園の草むら一面に霜が降りている。草の葉っぱのひとつひと... -
ひとさし指の先に在るもの
(2024年02月04日 | 「2024 風のファミリー」)
ほら、あそこにと言って、ひとさし指で何かをさし示すとき、自分の指先が、... -
鍋の底が抜けたら
(2024年01月28日 | 「2024 風のファミリー」)
ずっと気になっているわらべ唄があった。 なべなべ がちゃがちゃそこが... -
正月は雑煮を食べて争う
(2024年01月23日 | 「2024 風のファミリー」)
すりこぎを持ってすり鉢に向かう。これが正月三が日の私の日課だった。元日... -
レンコンの空は青かった
(2024年01月13日 | 「2024 風のファミリー」)
お節と雑煮にも飽きて、ごまめとお茶漬けくらいがちょうどよい頃、冷蔵庫を覗いて...