地球の朝が
いっぱいの落葉にまみれている
どんな嵐が
吹き抜けていったのか
あのひとも
どこからか来てどこかへと去ったが
夢のかけらのような
残されたものを
いまも探しつづけている
千々にくだけた朝は美しい
光のさきの
きっとどこかに
いい国はあるのだろう
落葉をあつめ
質素な暮らしをたのしむ
かたいパンとやわらかい水と
あまい果実と乳と
たどたどしい言葉を
小鳥のように口移しする
もうひとつの朝が
どこかに
いっぱいの落葉にまみれている
どんな嵐が
吹き抜けていったのか
あのひとも
どこからか来てどこかへと去ったが
夢のかけらのような
残されたものを
いまも探しつづけている
千々にくだけた朝は美しい
光のさきの
きっとどこかに
いい国はあるのだろう
落葉をあつめ
質素な暮らしをたのしむ
かたいパンとやわらかい水と
あまい果実と乳と
たどたどしい言葉を
小鳥のように口移しする
もうひとつの朝が
どこかに