山形 上山 さくらんぼから桃やぶどうへの転換進む NHK 2024年12月12日 6時29分
さくらんぼなどに比べ、霜や高温に強い果樹への転換を支援している山形県上山市で、桃やぶどうの苗木を植え付ける作業が進んでいます。
近年、春先の低温や夏の猛暑の影響で、山形県内ではさくらんぼや西洋梨の収穫量が減少する被害が相次いでいます。
こうした中、上山市では、桃やぶどうといった霜や高温に強い果樹に転換したり、栽培面積を増やしたりする生産者への補助制度を設けていて、ことしは20余りの農家が制度を利用しています。
このうち、10年前から1.2ヘクタールの畑でさくらんぼを栽培してきた佐藤和彦さんは、桃の苗木30本余りを植える作業を進めています。
佐藤さんと友人たちは、およそ50センチの穴を掘って肥料を入れたあと、苗木を植えて土をかぶせていました。
佐藤さんは「枝の管理などさくらんぼとは異なる大変さがある。さくらんぼを諦めたくないが、気象状況の変化には勝てないので、気持ちを整理しながら植え替えていきたい」と話していました。
上山市は、桃やぶどうへの転換を決めた生産者への支援制度をことしから3年間実施し、畑の整備や苗木の購入にかかる費用を最大で8割補助する方針です。
さくらんぼなどに比べ、霜や高温に強い果樹への転換を支援している山形県上山市で、桃やぶどうの苗木を植え付ける作業が進んでいます。
近年、春先の低温や夏の猛暑の影響で、山形県内ではさくらんぼや西洋梨の収穫量が減少する被害が相次いでいます。
こうした中、上山市では、桃やぶどうといった霜や高温に強い果樹に転換したり、栽培面積を増やしたりする生産者への補助制度を設けていて、ことしは20余りの農家が制度を利用しています。
このうち、10年前から1.2ヘクタールの畑でさくらんぼを栽培してきた佐藤和彦さんは、桃の苗木30本余りを植える作業を進めています。
佐藤さんと友人たちは、およそ50センチの穴を掘って肥料を入れたあと、苗木を植えて土をかぶせていました。
佐藤さんは「枝の管理などさくらんぼとは異なる大変さがある。さくらんぼを諦めたくないが、気象状況の変化には勝てないので、気持ちを整理しながら植え替えていきたい」と話していました。
上山市は、桃やぶどうへの転換を決めた生産者への支援制度をことしから3年間実施し、畑の整備や苗木の購入にかかる費用を最大で8割補助する方針です。