百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

SURF&SNOW IN NEBA

2012-02-10 21:18:31 | Weblog
ユーミンが苗場で“surf&snow”のコンサートを始めて今回で32回を数える。
今回初めてカバー曲としてプロコル・ハルムの「青い影」と「ピルグリムズ・プログレス」を披露するという。
実は、クラシックとロックが融合したこの曲が、彼女にとって大きな人生の転機をもたらしたことでは有名。
クラシックを学び、教会音楽に包まれていた彼女が、耳に残ったフレーズをコピーするキッカケをつくったこの曲は、立川基地の思い出の曲であり、まさしく青春の1ページ。

SUBARU SAMBAR

2012-02-09 20:33:32 | Weblog
あの「スバル サンバー」が今月で生産終了を迎える。
なにを隠そう私の愛車の軽トラもサンバーで、軽トラには珍しくリアエンジンのため、静かな走行が楽しめ(時々ウォーターポンプの水の送りがうまくいかなかったことはあったが)、後部の荷台の下に配置されたエンジンの重みが絶妙に走行時の安定性や登板能力を発揮し、実は巷では“農道のポルシェ?!”とも呼ばれていた。
業務用としては“赤帽”便に用いられ、昨年2度販売された青色の限定車“WR BLUE LIMITED”はいずれも完売したという。
時代の流れと言えばそれまでだが、個性的で力のある軽車輛がなくなることは少し残念な気がする。

やわらかなアタマ その2

2012-02-08 21:35:19 | Weblog
“やわらかなアタマ”を持つこと・・・
佐野真一著 「孫正義 伝 あんぽん」(小学館)の中に、小学生の孫氏に立地の悪いところで喫茶店を始めようとする父親が尋ねるくだりがある。
「お前は天才やろ。何かいいアイデアはないか?」という問いに
2、3分考えた後、紙に「コーヒー何杯飲んでも無料」と書き込み、コーヒーのイラストまで付け加えた孫氏。
オープンした喫茶店には無料券欲しさにどんどん人が集まり、来店したお客様はコーヒーを飲むだけではなく他のものも食べてくれたおかげで、喫茶店は最初から黒字に・・・。
孫氏は「自分は記憶力や知識には自信がないけれど、考える力では誰にも負けない」と。

やわらかなアタマ

2012-02-08 00:02:35 | Weblog
先日、藤原さんのお話を聞く機会に恵まれた。
成熟社会には“やわらかなアタマ”を持つことが大切と藤原さんは力説する!
高度成長期には正解は必ずひとつであったが、1997年以降(高度成長の終焉)多様で変化が激しい時代を迎え、正解は必ずひとつではない時代に突入している。
われわれは多様な個々人の価値感に基づいた“幸福論”を持ち、如何に自分に応じた生きる道を模索し見つけ出すせるかが今後の課題とのこと。
経済が停滞し、政治は迷走する中、将来は全く見えてこないが、正解がない世界の中で、自分なりの正解を捜すことなら何とかできそうな気がする。

近江和牛

2012-02-06 23:48:38 | Weblog
繁殖一貫で近江牛の肥育をされている木下牧場では、現在、実験的ではあるが様々な国産の農産物や加工品の残さを用いた飼料づくりの取り組みがされている。
例えば、牧草にはソルゴーやライグラスを年間三回栽培・収穫しサイレージ化し乳酸醗酵していたり、大豆や米を粉砕したり、ビール糟や焼酎糟、おからや○○の皮等々(こちらは僕も少し協力させて頂いているが)を酵素を用いて乾燥させて濃厚飼料の代替を目指している。
『近江和牛』という呼称も商標登録されており、様々な工夫をしながら独自の肉牛肥育に努めておられるその姿は大変勉強になる。

楽布工房

2012-02-05 23:35:18 | Weblog
味噌づくり教室は、こちらの楽布工房さんでも本日から始まった。
なかなか常にお会い出来ない方々といろいろなお話をさせていただきながら、お味噌づくりをし、作業後には昨年作ったお味噌をベースにしたいろいろな料理をみんなで頂くという、何とも至福の時間を過ごす。
いろいろな人にモノに感謝です。

お味噌教室 その2

2012-02-05 00:34:08 | Weblog
お味噌づくりの教室を迎える前に
・麹を仕込む(お米を蒸して+麹菌をつけ+2日間かけて米麹をつくる。)
・大豆を煮る(教室の当日早朝から大豆をじっくりアクを取りつつ、煮込みます。)
・米麹1.5 大豆1.0 塩0.5の比率で準備 等 段取りが大切。
後は[お味噌教室 その1]にあるようなミンサーで大豆を潰しながら、潰された大豆と米麹と塩を丁寧に混ぜ合わせ、水分を呉汁で調整し、しっかり空気を抜きながら味噌容器に詰め込むことで出来上がり。
出来上がったお味噌は、日陰で少し涼しいところに置いてあげてます。
出来れば土用に天地返しをして秋になれば食することが出来るようになります。

お味噌教室 その1

2012-02-04 21:31:02 | Weblog
今日は恒例の味噌づくり教室を百菜劇場で開催(来週も開催予定!! 詳しくはNPO百菜劇場のブログ参照)。
寒い時期の百姓の仕事のひとつにあたる“味噌づくり”は私たちにとって醗酵の勉強にもなる。
・こうじ菌をどう米に馴染ませるか、・塩でどう醗酵を停めるか、・米麹+大豆+塩(+呉汁)を混ぜ合わせ、いかに嫌気性の醗酵に持ち込むか・・・
醗酵の勉強をしつつ、いかに美味しい“手前味噌”を手に入れるか、あまり神経質にならず大切なことは麹菌の気持ちになりながら塩梅を知ること!!