
蓮体の(れんだい)の本染(ほんぜん)にして、
垢(く)のために染せられざるが如く、諸欲の性(しょう)もまた然り。
不染(ふぜん)にして群生(ぐんじょう)を利す。 『理趣経』教典より
蓮は泥より生まれて清廉な花を咲かせます。
苦しみ多き今生において、蓮のように清らかでありたい、
蓮のように美しい詩歌の花を咲かせたいという思いで、
「蓮」と名づけました。
上野の不忍池に蓮が咲く2013年7月に、まず命名し、
2014年の7月に創刊いたしました。
本来は「はす」と呼びますが、「れん」と読まれてしまうこともあります。
菊池寛の本当の名前は「ひろし」だけど通称は「かん」と言われるように、
本来の「はす」が浸透しつつ「れん」とニックネームのように呼ばれるのも素敵ですね。