詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

なに読んでるの?

2024-03-05 12:13:14 | 千駄記

都庁第一本庁舎の「TOKYO Night & Light」。3/3の模様。

プロジェクションマッピングの続きです。

都庁側から見た、都庁前都民広場。ここから

プロジェクションマッピングを見上げるかたち。

空いているでしょう?

正面後ろのビルが京王プラザホテル。

 

 

3/5(火)曇 

 

午前中は得意先担当者がやってきて

現場状況のクレーム&対応のお話を聞く。

 

アタマもココロもこんがらがって。

叫びたいねー。

 

短歌業では懸案の「形容詞・形容動詞の短歌」の

編集会議が本日、飯塚書店さんで行なわれている。

編集委員中の有志によって。

良い方向に導いてもらえれば何よりです。

 

昨日、Y中Mひさんから手作りのブックカバーを頂戴した。

新書用と文庫用かな。ブックカバーを入手すると

本を包んで持ち歩きたくなりますね。

電車移動をしていた時代は本を持ち歩いたものです。

 

待ち人の時もそれを開いたりして

「なに読んでるの?」って訊かれるのを待っちゃったりして。

「ん?ああ、コレ川西蘭の短編だよ」なんちゃって。

そう、川西蘭の短編集が好きでした。数十年前ですよ。

『ブローティガンと彼女の黒いマフラー』

『聖バレンタイン音楽堂の黄昏』

調べてみたら1986年、87年だって!

げーっ。

 

誰のモノでも短編が好き。

梶井基次郎の「檸檬」とか三島の「憂国」とか。

根気がないのは昔からです。

 

 

おしまい。

 

 

 

 


「鱧と水仙」62号と令和五年度「彩短歌会作品集」

2024-03-05 12:02:45 | 短歌情報

「鱧と水仙」62号・藪の会

会員数21名の同人誌。

知友・山中もとひの第二歌集『生きてこの世の木下(こした)にあそぶ』が

特集されている。自選十首より二首紹介する。

 

ていねいに水撒く係の人はいて工事現場に指図の声降る      山中もとひ

良いものは川上から来るどんぶらこ川下のこと知らない知らない

 

 

令和五年度「彩短歌会作品集」 代表 平林静代

平林静代さんが22名(出詠者数)の会員を率いる短歌会の作品集。

 

平林静代「繊月」12首より二首紹介する。

 

どうにかなる、なんとかなるさと思ひしが 一太刀あびしやうな繊月  平林静代

濃緑の木々が零せる影ふめばわれも静かな一本となる

 

 

同人誌2誌を紹介した。

こういう活動が短歌界を支えているのです。