「夏暦(かれき)」59号 王 紅花
「急がねば急がねば」王 紅花より、3首紹介します。
野や山に草木虫魚獣らひたすら生きて「時」来れば死ぬ
夕庭に涼みてをればかたはらの木に鴉来て邪魔だと騒ぐ
背後から呼ばるる気のしてはああさうだつたといつも思ひて
昨年6月に軽井沢で行なわれた「第三回 松平修文絵画展」には
15日間で1200人余りの来場者があったそうだ。
今後『松平修文全歌集』、王紅花の第六歌集『緑色の人』の
出版が予定されているという。
精力的な活動にエールを贈りたい。
私はもう15年、本格的な歌集を編んでいない。