「鱧と水仙」第59号
2022/8/15発行 ¥1.000.-
年二回刊行の同人誌。
作品文章共に読み応えがある。
奇をてらわず、同人誌の王道をゆく風格あり。
巻頭作品 「K川河畔」山中もとひ より2首紹介する。
すれ違うときには左右に間をあけてつつましきかな川辺の散歩
本などを造っていたがこの頃は箪笥や家になっている 紙
バイク用車庫の並びの扉あき愛馬一頭曳くごとく出る
山中さんのうたには気づきがある。読者がはっとするうた。
特集B「現代のテクノロジーを感じるうた」 で
わが個人誌「晴詠」11号の「老いへの扉」から2首引用して
いただきました。うれしいー!