今年生まれたコウノトリの幼鳥。
週末との予想は外れコウノトリの雛は平日朝に巣立ちぬ 石川幸雄
6/6(日) 曇雨。
お昼になりました。今日は一日引きこもり。
昨日はコウノトリの観察に出かけました。
人工巣塔(直径2m、高さ10m)。380m離れたところから観察します。
ここには両親と雛2羽が時に揃うことがありましたが、6/3に巣立ったようです。
幼鳥は巣塔の近くでたまに親鳥が運んでくる餌を未だに分けてもらっていましたよ。
巣立った2羽。
毎日新聞の記事引用。
「渡良瀬遊水地では昨年、ひな2羽が誕生し、
1971年に国内の野生コウノトリが絶滅して以来、東日本では初めて野外繁殖に成功した。
今年も3月末ごろ、千葉県野田市生まれの雄「ひかる」と雌「レイ」の間に3羽が生まれた。
4月に親鳥による間引きで1羽が死んだが、残った2羽は順調に育ち、
小山市が愛称を募り、500件以上の応募から、りょうとのぞみと名付けられた。」
そうです。
観察している方々は親しみを込めて、コウノトリを名前で呼びます。
ひかるくん、レイちゃん、りょうくん、のぞみちゃんって。
私は誰と喋るわけではありませんが、ちょっと、ぞっとします。
幼鳥の背中はきれいです。
コウノトリが特別天然記念物の希少な鳥なのは知っていますが、
なんで、今年生まれた、一応自然界で孵化した幼鳥に名前を
つけるのでしょうか。不思議。
保護の対象ですから、研究のために足環をつけて管理するのは
仕方ないにしても、名前で呼ぶっておかしいな。
ちなみに親鳥にはGPS発信器が装着されています。
発信器のアンテナが見える。埋め込まれている。
これもやむを得ないのかな、見ていて嫌な気分になる。
おしまい。