照明のお手本。
唐揚げの話をしよう。
近所の信用金庫の担当者は学生時代の後輩である。
「先輩、この唐揚げそばはお薦めです」とスマホの画像を見せてくる。
どこだかのエキナカにある「そば・うどん店」だという。
「唐揚げと日本蕎麦って合いそうもないけどな」と応えると
「いやいや、ここの唐揚げは大きくて蕎麦が見えないんですから!」
と、彼は勇んで追い打ちをかけてくる。
「あのね、唐揚げは小さければ小さいほど旨いんだよ」とボクは説く。
すると、そばで聞いた妹が爆笑する。そばだけに。
そう、唐揚げは小さければ小さいほど旨い。
唐揚げは衣を味わうものだから。
ところで、この文章は重要な点が表現されていません。
「唐揚げ蕎麦」の「唐揚げ」とは何の唐揚げか?
誰もが「鳥」と思い込むし、実際、鳥なんですけどね。
日本人は「唐揚げ=鳥」なのですよ。
ボクは鳥の唐揚げはおかずにならないと常々主張しているんですが、
ランチで見かける「唐揚げ定食」は絶対に鳥の唐揚げです。
稀に「カサゴの唐揚げ定食」なんか見つけると嬉しいし、
〇ーソンの「イカから」は美味しいよなー。
では「チリソース」とは?
こちらも勝手に「エビ」だと決めつけている。
チリソースと言えば「エビのチリソース」だよ!と。
ところが稀に「イカのチリソース」や「ナスのチリソース」があったり
する。しかし、この事例には「予算を抑えるため」以外の理由はない!
エビの方が圧倒的に旨いからな!
ついでに「生姜焼き」の話もしよう。
「生姜焼き定食」のおかずが「生姜を焼いたもの」である可能性はゼロです。
これだけは誰が何と言おうと「豚の生姜焼き」に決まっている。
唐揚げやチリソースには勘違いする可能性が万に一つはあるから、
ここは「生姜焼き」の圧勝だ。豚の生姜焼き以外の生姜焼きはない!
「豚」以外を思い浮かべる人がいたらその人が間違っている!
ランチメニューのお話でした。
2/9(金)快晴
よく晴れています。
本文これのみ。
おしまい。