TAKEUCHI's PHOTO BLOG

徒然道草の気ままな写真日記です。

錦秋の大山山麓

2009年11月01日 | 紅葉

中国地方きっての名山・大山へ錦秋の紅葉狩りに出かけた。中国山地の最高峰である霊峰大山(主峰・剣が峰 標高1729m)は、眺める方向によって景観が変わる。南や北は溶岩ドームによって形成された切り立った断崖絶壁だが、西からは優雅な山容で、伯耆富士と呼ばれる。中腹付近は西日本最大級の黄金色のブナ林が広がる。今年の紅葉は例年より早く色づき始め、10月下旬一気にピークを迎えた。大パノラマが楽しめる絶景展望台・鬼女台(きめんだい)から、大山を遠望、奥大山・ブナの森の木谷沢の苔むした渓谷、絶景撮影ポイントの鍵掛峠からの大山南壁の眺望などを撮影した。好天ながら山の天気は変わりやすく、小雨模様となったので二の沢、三の沢付近でしっとりと濡れるブナ林を撮影した。翌日は好天に恵まれ、青空に聳える荒々しい岩肌の大山南壁を二の沢、鍵掛峠からとらえた。山麓に広がる広大な錦秋の紅葉風景はまさに天与の絶景とよぶにふさわしい壮観なものだった。今回はウィークデイに出かけたので、道中の混雑もなく、大判カメラで思う存分撮影を堪能でき、大満足の旅に感謝したい。

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