他界されて2年になる。四国の大病院の院長
宗教家、学者であり、私が客員教授をしている大学で、博士号を取得した先生であったが、癌で亡くなった。
皇族が立ち寄られ、元皇族の偉い方が総裁をされる名門である。
今は奥様とご令嬢が立派に後を継がれて、機関誌も従来どおり続けられている。
先生のご存命中となんら変わらぬご厚誼に与っているが、今日はその5月号、通巻199号が届いた。
東京の会の総裁をされている元皇族F様のことについて、私が役員時代は、間違いのない正しい会であるようにと依頼されていた。それほどに私を信じて下さっていた。
古事記の訳を連載しているが、今回は、氏の詩が掲載されていた。愛国の士らしい清々しい一句を記します。
皇国思い 寝られざる夜の あかときの
庭に立いで 剣抜き振る
あかときの 森のしじまに われ立ちて
振る太刀先に きよき音する
まがごとも つみもけがれも 太刀風に
はらいゆはらい 神掃いせむ
何度もくるように招かれながら、遂に、訪問しないうちに亡くなられた。
善行も限りなく積まれ、愛国の士であった。右よりにも見られた感はあるが、神官
でもあり、当然のことであった。
瞼に ありありと浮かぶ お姿に合掌
宗教家、学者であり、私が客員教授をしている大学で、博士号を取得した先生であったが、癌で亡くなった。
皇族が立ち寄られ、元皇族の偉い方が総裁をされる名門である。
今は奥様とご令嬢が立派に後を継がれて、機関誌も従来どおり続けられている。
先生のご存命中となんら変わらぬご厚誼に与っているが、今日はその5月号、通巻199号が届いた。
東京の会の総裁をされている元皇族F様のことについて、私が役員時代は、間違いのない正しい会であるようにと依頼されていた。それほどに私を信じて下さっていた。
古事記の訳を連載しているが、今回は、氏の詩が掲載されていた。愛国の士らしい清々しい一句を記します。
皇国思い 寝られざる夜の あかときの
庭に立いで 剣抜き振る
あかときの 森のしじまに われ立ちて
振る太刀先に きよき音する
まがごとも つみもけがれも 太刀風に
はらいゆはらい 神掃いせむ
何度もくるように招かれながら、遂に、訪問しないうちに亡くなられた。
善行も限りなく積まれ、愛国の士であった。右よりにも見られた感はあるが、神官
でもあり、当然のことであった。
瞼に ありありと浮かぶ お姿に合掌