私が行く理髪店へ家内も一緒に行く。
美容院で散髪が常だったのが、岡崎へ行かなくなってから、理髪店で散髪するようになった。
うつぶせに頭を下げて洗うことと、首に幾重にも、紙と布で締め付けられるのが嫌いで、あの刃物でひげを剃られるのも一時は嫌った。
名古屋時代、岡崎時代ともに行きつけの美容院だつた。最初は男子禁制の店の多い美容院だった。
知り合いのいる店で、寝ながら髪を洗ってもらうことが気に入ったのと、はさみの使い方が違うのも気に入った。
さくさくと静かなのが美容院で、チョキチョキが床屋である。腕も一枚上が美容院だと思った。
理髪店は腕に上下が大きい。滅多に二人で出かけることの少ない私だが、その後、家内の後輩の奥様と会うことになった。
中間にセミナーをはさんで、夕方帰途についた。下り坂という天候もどうにか持った。