リュックくん

店の隣の空き地に柵が。



ヤギ！？ヤギ飼うん？


慶留間島にもヤギがいたなあ。



今回の沖縄はやっとリュックを旅に連れて行けたのもよかった。


旅に行くために買ったのにずっと通勤にしか使ってなかったので「リュックの人生なんてこんなもんか。」と思ってたら申し訳ないなあ、と思ってたから。



せっかく港まで徒歩2分のホテルを取ったのに、「雨降ったらどうしよう？」とか「甲板寒いかも。」とか思ってるうちに大阪を出るときとほぼ同じくらいの荷物になった。小さなカバンはあきらめて島にもリュック背負って行ったけど、せっかく沖縄に来たんだから島も一緒に行けてよかった。


「コレ、けっこう重いね。」と言われて見てみると、さやかは小さなポーチひとつで大変うらやましかった。



家に帰ってリュックから荷物を出してると、マンションで捨てようと店から持って帰ってきたアロマの空き瓶がいっぱい出てきた。重いはずやわ。



空き瓶も一緒に旅できてよかったね。

約束の地へ④ 『那覇の町』

最終日も予定を決めていたけど、きのうものすごく感動したし、なんか充分な気持ちだったので、レンタサイクルで那覇の町をぶらぶらすることにした。



那覇の町は、公園のひとつひとつ、信号のひとつひとつに思い出がある。


「この信号でおばちゃんに話しかけられて話したなあ。」とか「はじめの頃は毎回この公園に来てたなあ〜。」とか。



「あの公園は小さいけど、すごくいい気が流れてる気がする。」とさやかに言うと、「あそこの公園、夜になると若い男女がよくセックスしてるらしいよ。」と言われた思い出の公園もひさしぶりに行った。



「なんでぼく、この中学校がこんなにすきなんざんしょ？」って言う、毎回必ず行く中学校へ行って今回の旅は終わり。


22回の中で1番いい旅でした。

約束の地へ③ 『打ち寄せる』

そういえば今回、鹿にあんまり会わんかった。


前来たときはあっちこっちにいたのに。山に食べ物が多くなったのならいいこと。



慶留間島から阿嘉島に戻り自転車で走る。


前来たときは門番のような鹿がいてその先へ行けなかった道。今日は鹿はいないけどなにか怖いような気がしてためらってると、さやかが、


「たぶんこの道、海に続いてるよ！」


と言った。



海に続いてた。海に入った途端「冷たい！」と思ったけど次の波からはあたたかかった。波と砂浜。ひさしぶりに地球を感じた。何度も何度も感謝を捧げて今回も阿嘉島を去った。



ホテルに戻りさやかとベランダで飲み会。


こんなことも久しぶりで何年経っても思い出しそうな一瞬の時間。



今日はぼくの勘とさやかの勘がそれぞれ働き、2人で来たからこその旅ができた。



＊海辺には鹿がいました。カラスが鹿の背中に乗ったり頭に乗ってみたり、こんなに鹿とカラスが仲いいなんて、人間のぼくは知らんかったよ。

約束の地へ② 『蝶の楽園』

2日目。


さやかとフェリーに乗り島へ。



3度目の阿嘉島と慶留間島。今のところ沖縄で一番すきな場所。


慶留間島にて、お気に入りの小道へ。なんかいいところを見つけたのでさやかに「ここで写真撮って〜。」と言い写真を撮ってもらってると。



「ここ・・・ものすごくいい場所だよ・・・」とさやかが言った。



横を見ると、きれいな花が咲き乱れ、何百という蝶々が舞っていた。その飛び方がフワフワとこの世のものとは思えない飛び方で、夢の中のようだった。



現実と違う世界が目の前にあり、いつも住んでる世界と向こうの世界がつながった瞬間。

何度写真を撮っても蝶々は写らなかった。



旅に出るまで、沖縄がぼくをぼくとわかり、そして歓迎してくれるか不安だったけど、歓迎されているとこころから思えた。


ほんとうにひさしぶりだった。

約束の地へ① 『到着』

目を閉じるたびに、美しい景色が浮かび上がる。


22回目の沖縄。



1日目はまず波上宮へ。昨年、沖縄の友達さやかがお守りを送ってくれていたのでお礼を伝えに。


お礼を伝え坂を降りてると、地元の車とすれ違い、「ここ、このまま車で上がってよかったでしたっけ？」と聞かれたので、


「ぼく、大阪からいま来たとこで・・・」


と言うと、「そりゃ聞かれてもわかんないですよね！」と女の人はガハハ！と笑った。


ホテルまでてくてく歩いていると初めて見る公園に出会う。


ひとりブランコに乗って沖縄の空を見上げた。橋があったので渡ってみると不思議な場所にたどり着いた。



「ウワ〜！」とひとり声を出した。


公園は反対側から抜けて出れそうだったけど、さっき橋を渡ったし、別の世界に来てしまってるかも知れないので、またちゃんと橋を戻って公園を出た。


前を歩いてたおばちゃんも橋を戻って行った。

おかえり

帰ってきた〜！


魂も帰ってきた。




ただいま

蝶々の楽園

「沖縄は前みたいにぼくを歓迎してくれるんかなあ？」


と漠然と、しかしとっても大きな不安を抱えて出発した今回の旅。



今日はとても不思議で、そしてとてもやわらかな経験をしました。


これまでの旅の中で一番歓迎されてたのかも。


それは上の写真を撮ってもらった後に起こった。


もう、この写真も合成みたいに足が浮いててすでに始まってる。


帰ったら旅日記書きます。

「ついたー！ついたー！」

「ついたー！ついたー！」


人類が初めて木星についた時もこんな気持ちやったんかな。


夢の中にいるようで信じられないような気持ち。


でもこっちが本当だ。こっちが本当の自分だ。



3年ぶりの沖縄。

旅準備

12月の診察のポイントは、セックスしていいか聞けるかどうかということ。


めずらしく自信がない。


きのうお客さんに、「フジシロの姉ですけど・・・って言って聞いてきてーやー。」


と言うと、


「そんなん、『性行為して大丈夫ですか？』って聞いたらええねん。」って言われた。



性行為！いい言葉やわ。病院にもサラッと馴染みそう。


「おセックスしても大丈夫でしょうか？」って聞くとこやったわ。



いま沖縄に向けてCDをiPhoneに入れてるとこ。着々と旅の準備は進み、いつも来る旅行前ブルーも今回はなく、ただただたのしみ。



空
海
風
大地
太陽
島
神様
友達



待ってて〜！

てぃ〜だの下へ

いよいよ再来週やわ〜。


きのう夜中に急に目が覚めて、沖縄のホテルの予約した。


初めて沖縄に行ったのはもう10年くらい前なんかな？


それからたぶん次で22回目。


沖縄に行くと、自分から離れてしまっていた魂と再会して自分と一緒になる。


3年もほったらかしだった。


ゆいレールとか、とまりんとか、波の上ビーチとか。


那覇空港に着いてホテルに行く想像しただけでももう胸がいっぱい。



再来週は、月〜水おやすみするので、来週火曜日は営業しまあす！