毎年恒例の夏の終わりの墓参り。
雨の予報やったけど、ずいぶん晴れて夏の空が遠くなっていくのを感じながら、
いいお墓参りができました。
こうしてありがたい普通の中で暮らせているのも、
みんなに見守ってもらってるからなんやろうなあ、と思う。
今年はひとりで行ったので、
「これ、線香ちゃんと消えるんやろか?」と不安になり、
ずいぶん長い間、うたったりしながらそこにいた。
ふたつのお墓が離れているので毎年、父方のお墓にたどり着く頃には日も暮れて、
肝だめしみたいにビクビクしながらお墓参りするけど、
今年は寝坊もせず早起きしたので、
夕方の鳥たちが空を舞って山へ帰っていくのを眺めながら、
とてもいい時間を過ごせました。
いよいよ夏が終わって秋が来ます。