セラピストのつぶやき

まあ、おもにつぶやきです。オモニ!

種子島へ 5. 『地球の呼吸、月の呼吸』

2018-12-19 15:02:36 | 離島
 
最終日、朝。
種子島を存分に感じるために4時半に起床。
くみっぺと2人、まだ明けきらぬ空の下散歩しながら『たねがしまマングローブパーク』へ。
 

明けながら晴れてゆく空。
どこまでも続くマングローブとその向こうに見える山。
空はパノラマに広がる。
いま自分が地球に立っていることを実感した。
丸いものに立っている感覚。
 

この感覚がこの旅最大のクライマックスになりました。
 
 
その後もう一度ふたりで山田さんが教えてくれた海へ。
さっきよりも浜の先端まで歩いてゆく。
沖縄とはまた違う海。
透明に青く、すこし儚いような海。
 
 
 
ふたり沈黙しながら長い間眺めていると、知らぬ間にめっちゃ潮が満ちていて、中洲みたいになりかけてた。ヤバイ。取り残される。
あわてて戻りました。
 
月の呼吸が聞こえるようだった。
 
 


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種子島へ 4. 『山田さん(仮名)』

2018-12-19 12:53:23 | 離島

種子島に行く1ヶ月前。

店にひとりのお客さんが来てくれました。山田さん(仮名)。
 
出産のため里帰り中と言う。「いまはどこに住んでらっしゃるんですか?」と聞くと種子島に住んでいる、と。
 
この偶然にぼくは大変うれしくなり、「島で会おう!!」と言って別れました。
「島で会おう。」とは言ったものの連絡先を聞くのを忘れた。でもまあ島やし「誰かに聞いたらわかるやろ。」と思ってそのまま島に来たけど、種子島は思ってたよりめちゃ広い。
 
 

そんな話をしていると、偶然主催スタッフの方の知り合いやった。これまたすごい偶然。連絡してくれて翌朝山田さんがホテルまで来てくれることに。
 
 
翌朝、ベランダでタバコを吸ってると、向こうから走ってくる山田さんが見えた。
「山田さ〜ん!!」と大きく手を振り叫んだ。
山田さんからは、渚のバルコニーで手を振る聖子に見えたことだろう。


家からぼくの泊まってた宿まで走って10分らしい。種子島は南北に長く、北から南まで車で1時間はかかるというのに。家から走って10分。
こういう奇跡があるから島旅はやめられない。
 

近くの海に案内してもらっていろいろ話した。島での苦労を聞くとあんまりない、と言ってたので安心した。
今回の多くの写真はこの時この海で撮ったものです。

うれしかった!山田さん、ありがとう!



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