元気いっぱいの姉が夕飯を作りにきた。
ぼくは元々人に同調しやすく、いまは完全に父のテンポになっていると言うのに、
「あんた明日パン何個食べんの!?2個!?」
とか、
「洗面のタオル変えたん!?変えてへんの!?」
とか、考えるひまを与えない喋り方に泣きそうになった。
作ってくれた料理も、今日はカレーで水菜は明日でかぼちゃはあさってまでに、とか言われても覚えられない。きのう早速父の投薬忘れたぼくに、あんまりむつかしいこと言わないでほしい。
その上。
父が近くにいるときに、「あんた廊下の缶のことはお母さんから聞いてる?」とヒソヒソっと言われて結局泣いた。
内容はわからずとも自分の話をされてることくらいすぐわかると思うし、それも明日には忘れてるかもしれないけど、悲しい気持ちや情けない気持ちはなくならず蓄積されていくような気がする。
姉のことは昔からだいすきだし、いまもすき。でも、あさって以上先のことは言われてもよくわからないし、父にも言わないでほしい。
ぼくは元々人に同調しやすく、いまは完全に父のテンポになっていると言うのに、
「あんた明日パン何個食べんの!?2個!?」
とか、
「洗面のタオル変えたん!?変えてへんの!?」
とか、考えるひまを与えない喋り方に泣きそうになった。
作ってくれた料理も、今日はカレーで水菜は明日でかぼちゃはあさってまでに、とか言われても覚えられない。きのう早速父の投薬忘れたぼくに、あんまりむつかしいこと言わないでほしい。
その上。
父が近くにいるときに、「あんた廊下の缶のことはお母さんから聞いてる?」とヒソヒソっと言われて結局泣いた。
内容はわからずとも自分の話をされてることくらいすぐわかると思うし、それも明日には忘れてるかもしれないけど、悲しい気持ちや情けない気持ちはなくならず蓄積されていくような気がする。
姉のことは昔からだいすきだし、いまもすき。でも、あさって以上先のことは言われてもよくわからないし、父にも言わないでほしい。