淀川は、そうと思い込めば沖縄にいてる気分になれるスポットだ。
海に続きそうな道。
軽くならセックスできそうな森。
そしてこれは離島にある城跡に続く道。
朝崎郁恵の『うたばうたゆん』と言うアルバム聞きながら自転車で走ると、38%くらい沖縄にいてる気分になれる。
「生きるのってつらいなあ。」、「生きるのってうれしいなあ。」
そんなふたつの矛盾したこころを抱えながら旅した。
沖縄帰りのせいか、交差点を渡ってくる美しいおばあさんに目を奪われた。
白いシャツと髪を風に揺らしながら、つらいことなど全て忘れたかのようにひとり笑っている。
夢のように美しいおばあさんだった。