
阿嘉島へは必ずまた来ることが自分自身よくわかっていたので、島を去るときもいつもみたいにせつなくはならなかった。
帰りのフェリーは、ずっと甲板で名も知らぬ島が現れては消えてゆくのをながめてました。

小さな、そして数えきれない島たち。人が住んでいなくとも、そこには緑がちゃんと豊かに生い茂り、泳ぐ人がいなくとも、そこにはちゃんと砂浜があり。

ほんと、人間はこの地球をただただ借りていて、住ませてもらってるんだなあ、と思った。

帰ってきてからずいぶん経ちましたが、ほんと夢のような2日間でした。夢のよう過ぎてほんまに夢やったみたい。いつも最終日は沖縄の友達、さやかと遊んでそのまま車で空港に送ってもらうんですが、今回はさやかも仕事だっため空港で待ち合わせてソバを食べた。
久しぶりにゆいレールでひとり向かう空港。んもう、せつないったらありゃしない。ギリギリまでチケット買いなおしてもう一泊するか迷ってた。こんな気持ちも久しぶりだった。
夢の中の沖縄も手が届かないほどすきですきで仕方ないけど、今回の沖縄ももう同じくらいせつなくてだいすきな沖縄でした。布団もちゃんと干してあった。ぼくの旅。


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