セラピストのつぶやき

まあ、おもにつぶやきです。オモニ!

流れる

2020-06-21 23:27:53 | 哲学
今日も夜はすずしくて、窓から入る風が部屋の時間をゆっくり流れさせる。


きのうのオッサンとの会話の中で、こころに残ったうちのひとつ。



「なぜ、人間はしあわせだと感じにくいのだと思う?」


と、問われ、「ちょっと時間ちょうだい。」と待ってもらいぼくが出した答えは、


「しあわせとは点なのに、それが続いて欲しいあまり『線』を求めるけど、線にならないからしあわせと感じにくい。」



どうだ!?



「人間は、よかった記憶より悪い記憶の方が残りやすい。それは、命を長く続かせるための危険予知の能力であり仕方のないことなのである。」



言われた途端、その通りだと思った。



ぼくが微妙に困っていることを感知してそんな問いを与えてきたのか?



しあわせを感じられないのは、自分のこころ持ちがよくないせいだ、 と思ってた。



たかだかぼくより20数年長く生きてるだけなのに完敗だ。



救われた。
















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