一部のメディアが無理に創りあげてきた人気若手ボクサーが19歳で世界チャンピオンに挑戦し、辛くも判定で勝利しチャンピオンに上り詰めた。
初回早々にダウンを喰い以後も劣勢を強いられた。初めての10回戦を超える試合の終盤はダウン寸前の疲れ方で明らかな敗戦が濃厚な展開だった。
しかし結果は小差の判定勝ちだった。観衆も今日の新聞も判定には大いに疑問を抱いていた様だ。
更に驚いた事に、この試合のTV中継の視聴率は40%を超した統計が現れるに及んで、小生は末恐ろしささえ感じてしまう。それに値するチャンピオンシップだったのだろうか。メディアが大々的にPRし、TVでのPRが奏を効したのだろう。
元々、相手の世界チャンピオンは日本で実施する試合には不安を持っていたらしい。そして未だ子供、子供している新チャンピオンには哀れみさえ感じていたと言ふ。
従前からこのボクサー兄弟と父親のマスメディアへの露出振りには疑問を持つていた。まさに無理にメディアが創りあげた虚像の感さえある。これまでの試合にしても格下の試合相手選び実績を積み重ねてきたとの疑念さえ囁かれていた。
又、19歳の新チャンピオンにある、実に「躾」の欠片さえ感じられない言動と、相手選手に対する対応の尊大さは、本来の日本人にあるまじき行為であり、多くのフアンを持つ等考えられない事だ。周囲がモット人格形成も考慮に入れた教育も必要だろう。
とまれ、今回の試合の疑惑を晴らす為にも是非再戦を実現させ実力を見せて欲しい。