６歳の男の孫が、先月お盆休みで我家に遊びに来ていた。
その後にパパと合流して、幕張のＨニュー・ＯＯタニに宿泊し、ホテルのプールで遊び、恐竜展を見て帰る事になっていた。
ホテルにチェクイン後、見送りがてら同行した我等夫婦と共に昼食を済まし、我等夫婦は帰宅した。
事件はその直後に起きたらしい。
プールに行くまで一休みと客室に戻り、孫が窓枠からベットの上に跳び移ったりして遊んでいて、バランスを崩し倒れて、左上腕を骨折してしまった。
当初は捻挫位と見ていたがあまりに痛がるので、フロントに頼み救急車を呼んでもらった。
ホテルでは救急車を呼ぶのを躊躇していた様だが、あまりに痛がるのでホテルを挙げて対応してくれた様で、千葉市内の救急病院に搬送され、緊急手術で骨折部分を接合してくれた。
その日は一日入院したが、翌日以降は通院を条件に最寄の我家に帰宅した。
左腕を三角巾で吊り、何回かの通院治療を重ねていたが、外に遊びに行く訳にはいかず、ゲームやＤＳでの遊びに終始していた。
利き腕の左手の負傷の為、右手での食事も少しつづ慣れて来ていたが、遊び道具も自宅にいた時の様にいかず、ＤＶＤを借り出したりして時間を過ごさせていた。
ここで感心したのは、今回の事故を自分なりに受け入れているのか、泣き言を一切言わなかった事だ。
幼い子供の、この「健気さ」には周囲が全く救われた思いをしたものだ。
先週土曜日にようやく転移の許しが出て、東京中野の自宅に戻った。
最寄の総合病院の診断で、来週早々には接合部分の金属が抜ける様だし、ギブスも外せる様になるかも知れないとの朗報もある。しかしここは慎重に対応を願いたいものだ。
どう言い聞かせたのか牛乳嫌いの孫が「「骨太牛乳」を沢山飲んでいるよ、「煮干」も食べているよ」と昨晩は電話を呉れた。
夏休み明けの幼稚園で１日でも早く元気に遊べる様願っている。
