プロ野球での審判に対する抗議が増えている。昨夜は「読売G」のイ選手の外野フライが直接捕球か、ワンバンドでの捕球かに対する抗議があり、球団は連盟に対してビデオ等でのチェックを申し入れたと言ふ。
交流戦でもこの球団はイ選手のホームランの際に、前走者が3塁ベースを空過したとされる問題にビデオ映像で確認を要求したと言ふ。
しかし現在のプロ野球規則ではビデオ等の判定は採用はしておらず、審判の判定が最終のものと規定している。
今夜も「阪神T」の矢野捕手がパスボールと判定されたのに、打者のバットに当っていると猛抗議し、あまつさえ審判に暴力行為に及び退場させられた。
今夜の抗議は4審判が確認した結果は打者のバットには当っていないとの判断が下りた上での抗議である。余程に審判が信用出来ないらしい。
サッカーでは審判への抗議が執拗であればレッドカードかイエローカードの対象として、即時試合が再開される。
野球は、只でさえ試合が長い上に、抗議で試合の中断が長いのでは観衆をないがしろにしていると言わざるを得ないと思う。
TVの試合中継ではNHK放送を除き、民間放送では試合途中でも中継を打切る事態である。もっと審判の判定を優先するべきだし、抗議は最小時間に留める事を提唱したい。
「読売G」のフロントが提唱する、ビデオ判定の採用が必要であれば、それはプロ野球側で協議をすれば良いのではないか?
既に米国のプロのアメ・フット試合ではビデオ判定を採用している例はあるのだから。
激しい抗議で「阪神T」矢野捕手は退場となった。