ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

「天地人」終了しました

2009-11-23 10:41:11 | TV DVD
 今年のNHKの大河ドラマ「天地人」が終了しました。関ヶ原合戦後の米沢に移封された上杉藩は、やがて起こる大阪の陣の天下分け目の戦いに如何に立ち向うのか、興味津々に見ておりました。そして大勢に抗せず徳川政権の元に藩の存亡を託すことに。そして幕末まで連綿と繋がる上杉藩の礎つくりに奔走した直江兼続の一生も終えた。

 このドラマでは与六といった幼年から、謙信に見出され後の景勝の股肱の家臣となる直江兼続という人物が鮮明に描き出される。信長、秀吉の天下の下で石田三成を知己の友人として、有名な「直江状」を通し痛烈に家康を罵倒する。これが関ヶ原の合戦の引き金になったとする見方が面白い。この戦い後に会津から米沢に減封されて上杉藩の存続が図られた経緯にも兼続の力が大きかった。

 最終回は最後を迎える家康が、伊達政宗と兼続を病床に迎え、2代目将軍秀忠の後見を頼むことになる。その後に徳川の若い家臣達に石田三成の遺風を伝えるくだりは、兼続の面目躍如の場面と感じました。

 今回の大河ドラマで意外に知られていなかった、直江兼続の生い立ち、謙信公との出会い、そして主君とした上杉景勝との出会いと国つくりに、その一生を捧げた事跡を学んだのでした。

 
コメント (4)
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