今年のヒット商品

　恒例の２００９年「ヒット商品番付」が発表された。２年ぶりに横綱が復活して、「ハイブリッド・カー」と「キリンフリー」が選ばれた。ＨＶ車には縁がなかったが、アルコール嫌いの小生には「キリンフリー」が有難かった。この商品のヒットのお蔭で、他社も追従して、多種類が発売されている。宴会などでも「ノンアルコールのビール」と注文することが出来るのも良かった。

　今年の特色は世相を反映して、張出し横綱には官製特需の「エコポイント家電・１０００高速」が来ている。小生には残念ながら縁がなかったが、恩恵に浴した方も多いと聞いた。新年度予算ではどうなるのだろうか？。さらに大関には「新型インフルエンザ対策グッズ」が来た。一時は店頭からマスクが払底したらしい。この流行が未だに衰えをしらないのが恐ろしい。

　以下、関脇は「ＦＩＴ’ｓ」と「ドラゴンクエストⅨ」である。さらに小結には「ＩＱ８４］と「国宝阿修羅展　」が連なっている。これらは根強いフアン層に支えられてのものだと思う。こちらも小生にはあまり縁がなかったのである。阿修羅展もＴＶでじっくり見せて頂いている。何も超満員の会場まで足を運ぶことはないのだと思っている。

その番付け表である（以上の３役扱いの表）である

　　　　　　　　　　

　以下蛇足までに前頭扱いの商品を取り上げてみる。原監督のＷＢＣ優勝と日本一、これは納得である。多彩なコーチ陣や選手達に恵まれたことも幸いしていると思う。「韓国旅行」はウオン安や韓流ブームの余韻が残っているのだろうと思う。「ジーンズ激安競争」はユニクロを筆頭に、色んな製品の激安販売に火を付けている。

　「弁当＆水筒男子」「ゆるキャラ」となると、草食系の若者を思い浮かべる。これも世相を色濃く反映している証左なのだろうか？。Ｍ・ジャクソン「ＴＨＩＳ　ＩＳ　ＩＴ’」は死してなお根強い話題を提供している感がある。

　こんな風に２００９年のヒット商品が発表される時期になりました。冬が駆け足でそこまでやって来ている。