あの「3丁目」のみんなが帰ってくるとした、映画「ALWAYS 3丁目の夕日’64」の新聞全面広告を見ている。このシリーズ三作目のこの映画は来週21日から3Dでも公開される。
一作目、二作目は昭和33、34年のあの東京タワーが少しづつ空に立ち上がる光景を見ながら下町に生きる人々を描いた映画であった。今回はさらに5年後の昭和39年(1964年)に舞台を移している。ご存知の通り、この年には東海道新幹線が開通し、東京オリンピックが開催された、戦後の日本経済復興が急速に進んだ象徴的な年でもあった。
映画では主人公の経営する鈴木オートに、青森から中卒で就職した娘が結婚するまでに成長する話しから、売れない小説家と結婚して子どもを産む飲み屋の女性、さらにこの夫婦に引き取られている子どもの成長ぶりも描かれているようである。この時代にどこにでもあった人情豊かな、人々の絆を大切にした、ほのぼのとした生活と、そして逞しく生きた人々の物語になっているらしい。これこそ今の時代に失われた「昭和のかほり」が漂う映画になっている様である。
小生のこの時代を思い出してみると、東京オリンピックの開会式は、社内旅行先の宿屋で大勢の仲間と見ている。澄んだ青空にジェット機が5色の五輪旗を描いて飛んでいき、無名の青年が五輪トーチを掲げて入場し点火したことなども、今でも鮮明に覚えている。さらに翌年の3月に結婚、7月には東京に転勤し新幹線で上京したことなども懐かしい思い出である。
映画の公開後はカミさんと是非ともシネマ館に足を運んで鑑賞したい。前々作や前作でも涙が止まらず困ったが、今回の映画の広告に「家族の絆に感動の涙が止まりません」とある。大いに困ったことだが、幸いに3D用メガネで他の人に気づかれないで済むことを祈っている。
新聞広告の写真である。
一作目、二作目は昭和33、34年のあの東京タワーが少しづつ空に立ち上がる光景を見ながら下町に生きる人々を描いた映画であった。今回はさらに5年後の昭和39年(1964年)に舞台を移している。ご存知の通り、この年には東海道新幹線が開通し、東京オリンピックが開催された、戦後の日本経済復興が急速に進んだ象徴的な年でもあった。
映画では主人公の経営する鈴木オートに、青森から中卒で就職した娘が結婚するまでに成長する話しから、売れない小説家と結婚して子どもを産む飲み屋の女性、さらにこの夫婦に引き取られている子どもの成長ぶりも描かれているようである。この時代にどこにでもあった人情豊かな、人々の絆を大切にした、ほのぼのとした生活と、そして逞しく生きた人々の物語になっているらしい。これこそ今の時代に失われた「昭和のかほり」が漂う映画になっている様である。
小生のこの時代を思い出してみると、東京オリンピックの開会式は、社内旅行先の宿屋で大勢の仲間と見ている。澄んだ青空にジェット機が5色の五輪旗を描いて飛んでいき、無名の青年が五輪トーチを掲げて入場し点火したことなども、今でも鮮明に覚えている。さらに翌年の3月に結婚、7月には東京に転勤し新幹線で上京したことなども懐かしい思い出である。
映画の公開後はカミさんと是非ともシネマ館に足を運んで鑑賞したい。前々作や前作でも涙が止まらず困ったが、今回の映画の広告に「家族の絆に感動の涙が止まりません」とある。大いに困ったことだが、幸いに3D用メガネで他の人に気づかれないで済むことを祈っている。
新聞広告の写真である。