ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

「相棒」と「ストロベリーナイト」

2012-01-30 12:44:36 | TV DVD
 スポーツ番組がほとんどない、今の時季のTV番組の中では勢いドラマを沢山見ることになる。残念ながらTV番組の中でバラェティ番組はお笑い芸人たちがとっかえひっかえ出て来て楽屋落ちめいた内容にはウンザリだからである。

 小生の好きなドラマは警察モノや刑事モノが多い。これは多分に既にシリーズの10作目に突入しているテレビ朝日の「相棒」の影響が大きいと思われる。ただこのシリーズもややマンネリ化の傾向でが出ていて、理屈ぽいところが目に付いていて往年の面白さの番組が少なくなっている。ただスペシャル番組は内容が良く練られていて面白い作品も多い。それにこれまでの作品に出て来た人物が時おり再登場する嗜好も出てきてオヤオヤと思ってしまう。先々週からは閉店していた「花の里」があらたに再開され、杉下警部がもっとも落ち着く場所の登場には驚かされた。

 そして最近のドラマの中で好きなのはフジTV系の「ストロベリーナイト」である。以前にスペシャル番組で誉田哲也原作の「ストベリーナイト」が放映され、新しい女性刑事の誕生を見せてくれた。不幸な過去を持つ30代の女性刑事姫川は警視庁捜査一課の主任として班員を束ねながら、偏見の多い現場での活躍を見せてくれる。この主役を「竹内結子」が演じている。

 捜査一課の他の男性班長と所轄署との間で、女性刑事の感性で姫川がどう動くのか。初回の「シンメトリー」で殺人犯を追い詰めて行く過程も面白い。さらに2回~3回目の「右では殴らない」では原作をかなり奔放に膨らませた内容で、強引な捜査が持ち味のガンテツこと武田鉄矢とのバトルが面白い。結局はあらためて事件をシンプルに考え直す姫川班の捜査が効を奏して犯人逮捕につながる。

 同じ捜査一課内の班長同士が競り合う捜査会議、そして班員を束ねる班長の苦悩など、フジTVらしい多彩な出演者を登場させてのこの番組は見逃せない。同時に原作の文庫本も読みながら次週の放映が待ち遠しい。


コメント (2)
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