我々の青春時代に子どもに好かれるモノの代名詞に「巨人、大鵬、卵やき」と謳われた、その内のおひとりの大相撲の元横綱の大鵬関が亡くなれた。新聞の号外が出るほどだったと報じられている。もっと年齢が上の方なのかと思っていたが72歳での逝去だった。
現役時代の横綱大鵬関は32回の優勝を数え、内8回は全勝優勝するなど圧倒的な強さを見せていた。小生は同時期に横綱になった郷里山形出身の柏戸関を応援していたところから、柏鵬時代と称されたライバル同志の息詰まる熱戦に見入った記憶がある。
その柏戸関が永らく負傷の為に療養生活を余儀なくされて、復帰した場所で千秋楽の全勝同志の対戦で柏戸関が勝利した。ところがマスメディアの一部が柏戸関に同情した大鵬関が勝ちを譲ったとのではと「八百長相撲では」と報じた。後日大鵬関は柏戸関と会った際にお互いに全力を尽くした末の戦いだったのにと心ない報道に涙を流したと言う。
現在の横綱白鵬関に似た、ゆったりとした取り口から柔の大鵬、剛の柏戸と言った表現が似合う横綱であり、一時代を築いた人物の訃報は「昭和は遠くなりつつある」との感を思わせる。
あの世ではかなり先に逝ってしまった、克ってのライバル柏戸関と相撲談義を楽しまれるではないかと思っている。ご冥福を祈りたい。・・・・合掌
現役時代の横綱大鵬関は32回の優勝を数え、内8回は全勝優勝するなど圧倒的な強さを見せていた。小生は同時期に横綱になった郷里山形出身の柏戸関を応援していたところから、柏鵬時代と称されたライバル同志の息詰まる熱戦に見入った記憶がある。
その柏戸関が永らく負傷の為に療養生活を余儀なくされて、復帰した場所で千秋楽の全勝同志の対戦で柏戸関が勝利した。ところがマスメディアの一部が柏戸関に同情した大鵬関が勝ちを譲ったとのではと「八百長相撲では」と報じた。後日大鵬関は柏戸関と会った際にお互いに全力を尽くした末の戦いだったのにと心ない報道に涙を流したと言う。
現在の横綱白鵬関に似た、ゆったりとした取り口から柔の大鵬、剛の柏戸と言った表現が似合う横綱であり、一時代を築いた人物の訃報は「昭和は遠くなりつつある」との感を思わせる。
あの世ではかなり先に逝ってしまった、克ってのライバル柏戸関と相撲談義を楽しまれるではないかと思っている。ご冥福を祈りたい。・・・・合掌