ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

月一の学習会から

2013-01-22 20:19:12 | 独り言
 今日は生涯大学校のOB学習会がありました。

 午前は千葉大学准教授のS先生の講義である。これからの自治体と地域社会の行方~「市民参加と協働のまちつくり」~と題して、行政頼りから市民参加の「地域社会コミュニティ」のあり方を説いて頂いた。特にこれからの地域つくりに向けて、地域社会における「縦割り」を超えて、自分たちに出来ることを考えて実施することの重要性を強調された。

 いくつかの地域で、市民の皆さんと学生と共に参加し町興しに尽力された事例を挙げて頂き、行政が単独で実施するより市民の皆さんの参加でより良い成果を産みだした成果を伺いました。全国の多くの町で実施している例から、今後の地域社会のあり方を学んだのでした。

 午後は千葉大学大学院医学研究院泌尿器科学科教授のI先生の、「高齢化社会と泌尿器科について~おしっこがちかい、もれる、でにくい!~」と題して排尿障害の症状と原因について講義を頂いた。

 高齢者の男性に多い、前立腺肥大と前立腺癌の問題を中心に、その症状の診断、治療について実に興味多い問題を提起頂いたのでした。正味1時間20分の講義では短すぎる問題であり、前立腺肥大症診療ガイドライン、前立腺癌診療ガイドラインと説いて頂きました。最後には前立腺癌に対する治療の現状も興味深く拝聴させて頂きました。

 日本では肺がんの死亡数に続いて、前立腺癌の死亡数が増えてきているようであるが、比較的早期に発見できれば治療により5年間の生存率がほぼ100%近いところまで来ているようである。会員の大部分は高齢者の域を超す人たちであり。今月のこの講義は実にタイムリーなものでした。

 学習会終了後は例によって、2年間を一般課程で学んだ仲間たち30余名の皆さんと新年会で大いに盛り上がりました。
コメント (2)
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