ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

蝉の声

2006-08-11 14:56:37 | インポート

本格的な猛暑の襲来で、我が家にも蝉の声が姦しく聞えてくる。
最近気になるのは、この蝉達の声が夜にも聞えて来る様になった事だ。
東京中野の娘宅の近くの公園でも同じ現象らしい。

原因はどうも温暖化のせいで、熱帯夜が続く事で蝉が昼との区別が付かない様子。
それと日中には外敵が多いので、昼は身を隠していて夜間に活動するらしい。
と尤もらしい事を考えてみたが真相は判らない。

郷里山形の近くに「立石寺」と言ふ慈覚大師創建による名刹のある「山寺」がある。
奥の細道で名高い「松尾芭蕉」がその名声を聞き旧暦5月末(今の7月初)に訪れて

   「閑さや 巌にしみいる 蝉の声」

と詠んだ事で有名である。

この山寺には切立った巌山のあちらこちらにお堂があり、昔から信仰の山としても
名高い。夏になるとその巌山に蝉の声が木魂して全山に響き渡る程だと言ふ。

昭和の初期に郷里の歌人「斉藤茂吉」と芭蕉研究家の「小宮豊隆」が論争した有名な話が残っている。芭蕉が詠んだ「蝉」はジージーと鳴くアブラゼミかチーチーと鳴くニィニィゼミかとの論争だ。
「茂吉」は、自分の故郷の事なので、アブラゼミ説を唱えた、しかし旧暦の5月末では現地ではニィニィゼミしか鳴かないとの事で、この論争は「茂吉」が破れた形だった。
どちらにせよ、深山を覆いつくす「蝉」の鳴き声が、閑な夏の信仰の山を浮かび上がらせる光景を思わせます。

小生の住むこの房総の地にも、遠慮のない「蝉」の声が降ってくる様に聞こえて来る。

 

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審判への抗議

2006-08-10 22:37:55 | インポート

プロ野球での審判に対する抗議が増えている。昨夜は「読売G」のイ選手の外野フライが直接捕球か、ワンバンドでの捕球かに対する抗議があり、球団は連盟に対してビデオ等でのチェックを申し入れたと言ふ。
交流戦でもこの球団はイ選手のホームランの際に、前走者が3塁ベースを空過したとされる問題にビデオ映像で確認を要求したと言ふ。
しかし現在のプロ野球規則ではビデオ等の判定は採用はしておらず、審判の判定が最終のものと規定している。
今夜も「阪神T」の矢野捕手がパスボールと判定されたのに、打者のバットに当っていると猛抗議し、あまつさえ審判に暴力行為に及び退場させられた。
今夜の抗議は4審判が確認した結果は打者のバットには当っていないとの判断が下りた上での抗議である。余程に審判が信用出来ないらしい。

サッカーでは審判への抗議が執拗であればレッドカードかイエローカードの対象として、即時試合が再開される。

野球は、只でさえ試合が長い上に、抗議で試合の中断が長いのでは観衆をないがしろにしていると言わざるを得ないと思う。
TVの試合中継ではNHK放送を除き、民間放送では試合途中でも中継を打切る事態である。もっと審判の判定を優先するべきだし、抗議は最小時間に留める事を提唱したい。
「読売G」のフロントが提唱する、ビデオ判定の採用が必要であれば、それはプロ野球側で協議をすれば良いのではないか?
既に米国のプロのアメ・フット試合ではビデオ判定を採用している例はあるのだから。

  激しい抗議で「阪神T」矢野捕手は退場となった。

               

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オシムJハツラツ

2006-08-09 21:57:57 | インポート

今夜は注目のオシムジャパンの船出の日でした。代表選出にサプライズを見せた新監督でしたが、若手選手が溌溂と動き回った試合になりました。得点はベテランの三都主が2点を挙げましたが、前半はこれまでの日本代表に無い素早い動きと、ゴールに突進する姿勢が見られ頼もしい限りでした。
やや後半は疲れが見えたのと、相手チームに動きを見られた勢か平凡な動きに終始しました。結果は見事に日本代表の勝利でした。
しかし新監督が選んだ日本代表の新メンバーは、今後が楽しみな選手が多く、実に新鮮な感じがしたのも事実です。
次の公式戦の対イエメン戦で、対外試合で今回は選出されていない選手と、海外組の内からどう代表を選出していくのか非常に楽しみになりました。オシムイズムを徹底して日本代表選手に植込んでもらい
2010年の南アフリカW杯に是非出場して欲しいものだ。

それにしても今夜の巨人G対東京ヤクルトSのプロ野球は中継無しで、深夜に中継録画で放送すると言ふ「FTV」には開いた口が塞がらない。もはやこの局はプロ野球は見放したのだろうか?。

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嵐の前?

2006-08-08 19:35:25 | インポート

台風が相次いで接近している様だ。その為に涼しい小雨交じりの一日でした。
自宅でDVDを見たり、TVで高校野球を見たりして過ごしました。

先日の埼玉県での痛ましいプール事故で、全国の学校や公共プールで総点検の結果1600箇所の不具合が見付かったとの事。本当に恐ろしい話ではないかと思います。上記の事故が無ければ見過ごされる可能性もありました。
こんな人災に等しい事故が二度と起こらない様に、充分な対策と管理を願いたいと思います。

明日の朝には台風7号が東海地方に接近が予想されています。我家のベランダから覗いた、19時頃の南西の地平に近い空が燃えるように不気味でした。

嵐の前の静けさが窺がえます。

  

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お疲れさん

2006-08-07 22:01:01 | インポート

八王子に住んでいた娘夫婦が、先週末に娘婿の突然の転勤で汗だくの引越しをしました。
今回は我が老夫婦を労って手伝いは不要との事で、電話で何回か状況を確認させて貰いました。
一週間を掛けて勤めの合間を縫い作業を進めたお二人さん。本当にお疲れ様でした。
今週も暑い日が続きます。疲れが後に引かない様に祈っています。新居にはその内に伺わせて頂こうと思っています。
同居の「カメちゃん」も戸惑っているのかな?。

 

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快い汗を

2006-08-06 21:31:50 | インポート

とにかく暑い毎日です。カンカン照りの日中は自宅に閉じこもり、今日から始まった高校野球を観戦しました。「TTV」は先日の疑惑の判定で話題沸騰の「ボクサーK」の擁護に躍起になっている様な番組を盛んに流していました。この局のやや偏った番組作成姿勢には驚きです。

必然的に散歩は夕方の陽の落ちた後からになります。今日も近くの遊歩道を早足で50分歩きました。夕方で多少は涼風も感じられましたが、良い汗を流しました。
先日この遊歩道では、小学生の女の子に話しかける「不審者」が出た様で、家を出るときにはカミさんにもくれぐれも「不審者」に間違えられない様にと注意を受けました。

6月末の事、この遊歩道は近くの小学校の通学路にもなっており、夕方の散歩の最中に3人程の小学生と話しながら歩いていたら、自転車に乗ったボランティアのオジさんが飛んで来た事があったのです。
雰囲気ではどうも「不審者」の容疑を受けたのではないかと思いましたが、うかつに子供達に話かける事も出来ない世情になっているのではないかと内心では忸怩たる思いをしていたのです。


 

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ねぶた祭り

2006-08-05 18:29:58 | インポート

関東も茹だる様な暑さになりました。
むしろ7月末までの涼しさが異常だった様ですね。北米や欧州等も猛烈な暑さの様でやはり地球温暖化の影響なのかもしれないと心配しています。死者もかなり出ている様子が報道されていて心配です。

この時期になると東北地方の祭りが華やかに開催されます。小生は30数年前に勤務先の転勤で青森に暫く住んだ事があります。その地で「ねぶた祭り」に3年連続で参加した事があります。

揃いの浴衣を地元の方に着付けてもらい、真赤な襷がけで華やかな花笠を被り、大通りを文字通り「はね回る」のです。大太鼓を先頭に華やかに彩られた平安の昔の、人形を模した「ねぶた」は勇壮そのものの祭りでした。青森の地元の方は早くから「ねぶた小屋」でねぶたの製作に取組み、太鼓や笛の練習を繰返してこの祭りを迎えます。祭りの日は朝から街中が浮き立ち、あちらこちらから太鼓や囃子の音に合わせて、夕方の「ねぶた」の出発に三々五々と集まります。文字通り地元の方はこの時期は仕事が手に付かない程に祭りに熱中します。「ラセラーラセラー」の掛け声と共に「はね回る」と脚が棒に為るほどでした。それが三日間続きます。最後の日は青森湾上で船に「ねぶた」を載せての船渡行です。これまた素晴らしい見世物でした。小生にも若き日の素晴らしい思い出にもなっています。

しかしこの祭りが終わると、青森はやがて来る秋の気配が訪れます。東北の方々はこの短い夏の祭りが一年中の楽しみで、華やかだった祭りの印象を胸に仕舞い、又、仕事に戻るのです。

メル友が激安ツアーで駆け足で見て来た写真を披露して呉れました。

    

 

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箸の日

2006-08-04 14:45:46 | インポート

今日は「箸の日」だと言ふ。勿論8月4日にかけたものだろう。
正しい食文化をとの提唱で「割り箸」協会が昭和50年代に「箸の日」を制定した。TVで江戸木箸の工房の中継をしていた。我々の命の根源の食物を口に運ぶ橋渡しをするので、「箸」と言ふのだとの事であった。
昔から200種の「木」を原料にした「箸」も色々の用途に応じた形で製造されているらしい。例えば「納豆箸」先が太めで、納豆を練り上げるに都合が良い形に作ってあるらしい。
又、正しい箸の持ち方を推進する為に、箸を手に持つ部分を糸で巻き上げ滑らない様に造ってある「お助け箸」もあるとの事だ。
自分に合った「MY箸」を直接手に取り選んで欲しい、とTVでは箸工房のご主人が説明していた。

東京銀座に「箸」専門店があり、TVで紹介していたが一度覗いて見たいものだ。

「箸」と言へば有名人や、TVに出るタレントでさへ箸の持ち方が正しくない人が多い様に見える時代だ。

幼児の頃からキチンと説明して持ち方を教える「躾」が必要だと思う。
しかし我が夫婦等は、幸いに子供の時に五月蝿く「躾」られたのだろう正しい持ち方が出来ていると思っている。

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疑惑の判定

2006-08-03 18:34:02 | インポート

一部のメディアが無理に創りあげてきた人気若手ボクサーが19歳で世界チャンピオンに挑戦し、辛くも判定で勝利しチャンピオンに上り詰めた。

初回早々にダウンを喰い以後も劣勢を強いられた。初めての10回戦を超える試合の終盤はダウン寸前の疲れ方で明らかな敗戦が濃厚な展開だった。
しかし結果は小差の判定勝ちだった。観衆も今日の新聞も判定には大いに疑問を抱いていた様だ。
更に驚いた事に、この試合のTV中継の視聴率は40%を超した統計が現れるに及んで、小生は末恐ろしささえ感じてしまう。それに値するチャンピオンシップだったのだろうか。メディアが大々的にPRし、TVでのPRが奏を効したのだろう。

元々、相手の世界チャンピオンは日本で実施する試合には不安を持っていたらしい。そして未だ子供、子供している新チャンピオンには哀れみさえ感じていたと言ふ。
従前からこのボクサー兄弟と父親のマスメディアへの露出振りには疑問を持つていた。まさに無理にメディアが創りあげた虚像の感さえある。これまでの試合にしても格下の試合相手選び実績を積み重ねてきたとの疑念さえ囁かれていた。
又、19歳の新チャンピオンにある、実に「躾」の欠片さえ感じられない言動と、相手選手に対する対応の尊大さは、本来の日本人にあるまじき行為であり、多くのフアンを持つ等考えられない事だ。周囲がモット人格形成も考慮に入れた教育も必要だろう。

とまれ、今回の試合の疑惑を晴らす為にも是非再戦を実現させ実力を見せて欲しい

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地上への生還

2006-08-02 20:43:40 | インポート

王監督が目出度く退院、その記者会見をTV で拝見した。
その中で王監督はまさに地上に生還した思いと語っていた。
そして今回の胃癌の原因は永年の暴飲暴食にあるのだろうと言ふ。
それもあるのだろうが、長い野球人生に於いて神経をすり減らす
ストレスが主な原因ではなかろうか?
入院中も自チームの試合を見て細かな指示を出したりした様だ。
高校野球の早実戦も見たり、料理番組や旅物語では早く美味しい
物が食べられる様にと思ったと笑いながら披露していた。

WBCでは世界一に上りつめたが、ソフトBKHはリーグ戦では
2年連続で首位だが、プレーオフでは敗れて日本一を逃している。
直ぐにグランドに立つ心算の様だったが1ヶ月は静養する様だ。
当然の事だと思う、何せ胃の全摘出をしたのだから。
しかし日頃は頑健で、永年野球を続けて健康には絶対の自信を持っ
ていた筈なので、今回の胃癌の指摘では相当なショックではなかっ
たかと推測できる。
しかし他への転移も無かった様だし先ずは一安心なのではないか。
しかも日本でも最高の医師団が見守っているのだし心配は無い筈。

この上は充分に休養し、完治した上での再登場を願っている
焦りは禁物だし、周囲もせっかちに引張り出すのは止めて頂きたい。

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