幻の映画「その木戸を通って」

　割合に短期間の公開に終わったこの映画を、レンタル店のツ〇ヤで見つけました。実はこの映画は１７年前に８０歳の市川昆監督で演出で製作されていたが、何故か一般公開されていなかったのです。そして２００８年に東京映画祭に出品されたあと、ようやく日の目を見たのでした。

　原作は山本周五郎の短編小説だが、小生は４０年ほど前にこの小説も読んでいて、何故か心に残っていたのである。この映画の主演は若き日の中井貴一と浅野ゆう子である。廃家になっていた、藩の名門家を継いで、お城勤めになった若い主人公が、用務で留守の間に、突然にあらわれた娘を巡る物語である。

　何故か記憶喪失のこの娘を哀れに思い、主人公は家に置いてあげることにしたことから、藩の要職の娘との縁談も破談になってしまう。しかし心根の優しい人柄に惚れ込んだ主人公は、この娘を妻にと望むのである。親代わりの上役の養女として、この娘との婚姻をすすめ、やがて子どもも産まれる。

　やがて幸福にみえた家庭生活も、記憶を取り戻したらしい妻が、「ささの道を抜けてその木戸を通って」と突然現れた時と同じように失踪してしまう。ここで映画は終わるのであるが、何時か改めて記憶を戻して妻が戻って来ることを信じている主人公である。

　山本周五郎の原作の雰囲気を、そのまま感じさせてくれる映画に仕上がっていると思う。既に故人となっている、フランキー堺が脇役で好演している。こんな素敵な映画が長い間埋もれていたいたことにも驚いた。

　映画の出来は　Ａ　と評価した。
　

巨人Ｇに勝ち目はあるか

　日本シリーズのセ・の代表決定戦、ＣＳファーストシリーズを勝ち上った巨人Ｇの戦いぶりが不振を極めている。アドバンテージを入れて３敗と土俵際まで追い詰められている。

　ミラクル千葉ロッテＭに倣い、それこそ４連勝をする奇跡が起こせるのか。それとも一矢を報いることなく中日Ｄに敗れ去るのか。今夜が正念場である。

勇太選手に会ってきました

　今週の男子プロゴルフトーナメントは、地元袖ヶ浦ＣＣで開催のＢＳオープンである。毎年楽しみに観戦に出掛ける大会で、今年が３９回目の開催だと言うが、その内２０回位は見に来ている計算である。

　この大会を主催するＢＲＩＤＧＥＳＴＯＮＥ社は、多くのゴルファーとスポンサー契約を結んでおり、ホストプロとして多数の選手たちも、大事にしてきた大会である。そしてトーナメントの運営の手助けをするボランティアも、同社と系列会社の社員を動員していることでも有名である。

　またトーナメント前日の水曜日は、プロアマ競技に替えて、公開練習日としてギャラリーに開放している。今年は￥５００のチャリテーを含め￥１０００の入場料を徴収していた。そしてトーナメント中は禁止されるカメラ撮影がＯＫなのである。選手たちも気軽にポーズをとったりサインにも応じてくれる。

　ということで、小生も昼前から雨の中、傘を差しながらゴルフ場に出かけて見ました。何ホールか回り、８番ホールでお目当ての池田勇太選手と小田龍一選手が練習ラウンドしているのを見つけました。傘を差しながらの写真撮影は大変でしたが、何とかＧＥＴしたのが下記の写真である。

　先週日本オープンで優勝の韓国の金庚泰選手は、同じ韓国の金度勲選手と練習ラウンドでした。回りには韓国語を話すフアンが取り巻いて賑やかでした。結構爽やかな青年達と見受けたのでした。

　石川遼選手は午後に練習に来たとの事で、大勢のフアンがクラブハウス前で待ち受けていましたが、なかなか出てこない。結局は小生が売店のテントの中で昼食中に、練習ラウンドに出たとかで会えず仕舞いでした。石川遼選手に会いたいと７時にゴルフ場に来ていたという年配の女性、係員達のガードが堅く、サインどころか写真も撮れなかったと憤慨していました。

雨中ようやくＧＥＴした池田勇太選手、同伴者は小田龍一選手
　　　　　　　　　　　　

スッキリしたはなし

　たしかこの２～３ヶ月の話題に、朝日新聞土曜Ｂｅ面の数独のクイズを取り上げている。毎週数独問題が提示されるが、月に１回だけレベル５の最難関の問題が出る。

　先週土曜日の問題がそれだった。日曜に何回か挑戦したが巧く解けない。月曜日も朝から暇を見付けては挑戦を続けた。そうして夜、ＴＶのＣＳ戦を見ながら解いていたら、ようやくキーになる箇所を発見、それからが順調に数字が空きマスに入り出し、見事に正解にこぎ着けたのでした。

　長く数独問題に挑戦し続けているので、レベル４までは、まあまあ割合その日の内に解けてしまう。しかしレベル５の問題には悩んでしまう。それでも何とかここ３ヶ月ほどは、少々時間を要するが解けるようになっている。今後も続けられる限り難問にも挑戦していこうと思っている。頭の体操には格好の対象だと思うからである。

　

カミさんが怒っている

　ＴＶ番組で芸人達が（大部分はお笑いの人達）、ファーストフ－ド店やファミリーレストラン（主に多くのチェーン店を持つ大手業者）でその店の人気商品を当てながら食べる番組がある。

　先日カミさんがその番組で、〇イ〇（〇イ〇ル〇スト）の番組を見ていた。このチェーン店の人気商品にホットケーキがある。確かこの商品は女性に人気で、４位か５位にランクされている。

　それを思い出したのか、カミさんが昼食は５キロほど先にある〇イ〇にしようと言う。そこでさっそく出かけたのでした。勿論カミさんはホットケーキを注文、小生は日替わりランチである。

　しかし運ばれてきたホットケーキを見てカミさんが首を捻っている。メニューの写真にほど遠い、薄べったい２枚重ねのホットケーキである。係員を呼んで聞いたら、良くご覧下さい、真中にもう一枚ありますよと言う。確かに上と下のケーキよりはるかに小さなケーキがもう一枚ありました。

　頭にきたカミさんがメニューと大違いでしょうと聞いたら、材料や粉の量は変わっておりません、焼き方によってこうなる場合がありますがと淡々と答える。これにも暗然としてしまった。

　日替わりランチも、同時に出てくるライスも美味しさからほど遠かった。店長を呼んで抗議をしておけばよかった、２度とあんな店に行くもんかと、カミさんの怒りは今も収まらない。

これは店のメニューの写真である。本当に美味しそうだ。現物は違いましたね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

千葉ロッテＭ・日本シリーズ出場へ

　やりましたね千葉ロッテＭ、奇跡の逆転劇で日本シリーズ出場を決めました。レギラーシーズン３位のチームが勝ち上がって、日本シリーズに進出は始めての事である。

　流れは１勝３敗と追い詰められながら、渡辺俊介投手で勝利したのが大きかった。そして昨夜は大嶺投手が踏ん張り、中継ぎ投手陣が抑えて、打線が逆転している。そして今夜、最優秀選手に選ばれた成瀬投手が、中４日での登板で、相手杉内投手を凌駕しての完封劇は素晴らしい。打線もそれに応えての勝利だった。

　正直言って小生は今季の千葉ロッテＭの実力をあまり評価していなかった。ただシーズン序盤には、打線の爆発で勢いが感じられたが、交流戦以降からの戦いぶりにはガッカリしていたのです。それが終盤の最終戦で勝ってから、ＣＳファーストステージ、ファイナルへと調子を上げたのは、選手全員が頑張ったことが大きかった。

　今月３０日から、セ・リーグ代表と戦う日本シリーズ、レギラーシリーズ３位のこのチームが、日本一の栄冠を勝ち取る日が来ることを楽しみに待ちたいものである。

いずれもＴＶ画面からの写真である

　　　　　西村監督のインタビュー　　　　　　　　　日本シリーズ出場表彰額

　　　　　　　

　　　　　最優秀選手の成瀬投手　　　　　　　　　ＣＳシリーズの戦跡

　　　　　　　　　

　

小江戸・川越

　生涯大学で一般過程の２年間、一緒に学んだ仲間達とＯＢの会として、小江戸川越を訪ねてきました。徳川幕府の３代将軍家光に所縁のある「喜多院」をじっくりと拝観、そして境内の内に鎮座する五百羅漢像を見学したあとに昼食。

　その後は有名な「時の鐘」をはじめ、蔵の町並みを散策したのでした。２時間程でしたが、山車会館や菓子屋横丁も見学して、古い江戸の街を思わせる中を歩き回りました。

　午後から雨の予報でしたが、幸いに帰宅まで何とか天候が持ちました。良かった、良かった。

　　　　　　時の鐘　　　　　　　　　　　　　　　　　　蔵づくりの街並み

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　高速道路から見たスカイツリーです

　　　　　　　　　　　　　　　　

Ｍがまた勝っちゃった

　パ・リーグＣＳ戦ファイナルシリーズ、我が千葉ロッテＭは、昨日何とか一矢を報いたが、ソフトＢＫＨの王手は続いていた。しかし今夜のＭは一点を先取されるや、矢継ぎ早の継投で失点を防ぎ、後半に追い着き突き放しての勝利だった。これで３勝３敗の互角に持ち込めました。

　心配した中継ぎ陣が期待に応えたし、不振の打線も西岡、サブローがようやく当たりだしての勝利は大きい。どちらにせよ明日の夜には決着が着く。先発の成瀬と杉内の対戦は、息を呑む互角の投げ合いになるのではないだろうか。

　リーグ戦でようやく３位に到達したチームが、日本一決定戦に進出するのは確か例がなかったと思う。Ｍにその期待を掛けて明日のＴＶ観戦を楽しみに待ちたいと思う。

ブラタモリ

　NHKTVで木曜日２２.００から放映の「ブラタモリ」が面白い。既に第１シリーズが終わっていて、今月から第２シリーズに入っている。

　前回は東京の台所を担う魚市場を中心に、築地界隈を紹介していた。地名の通り江戸時代に海を埋め立てて、この地に築地本願寺や多くの寺院を集中させたのが始まりだという。今も場外市場の中に５階建てのビルの上階に存在するお寺や、築地本願寺の下に存在した防空壕の跡などを紹介していた。

　さらに江戸時代の末期から、この地に設立された海軍訓練所や旧海軍の施設跡が、現在の築地魚市場となっていることもこの番組で分かったのでした。さらに維新後は外国人居留地として、カトリック系の学校の発祥の地となったことも紹介されている。

　そして今回の番組では丸の内を紹介している。江戸城が開城してから隣接した海が順次埋め立てられ、幕府の親藩の大名屋敷が軒を並べた地域である。幕府崩壊後には大名屋敷は全て廃棄されて、荒野となったこの地域を三菱財閥が購入したのは有名な話である。

　番組では、復興された三菱１号館を紹介するにとどめていたが、丸の内界隈に乱立する三菱系のビルは群を抜いて多い。現在、日本随一のオフイス街となっている、この界隈のビルの佇まいは素晴らしいと思う。さらに現在復旧作業中の東京駅を中心に、高架鉄道方式にしていた、先人の建築術にナビゲーター役のタモリ氏も驚嘆している。

　元々東京は江戸時代から急速に発展した都市であり、京都や奈良や大阪の様な、古の歴史がある訳でもない。しかし古地図を手に街の中を探訪するこの番組には、意外なところから新しい発見があり、見るものがその場に居るような楽しい気分にしてくれるのである。今後も楽しみに見ていきたい番組である。

ウオーキング日和に

　秋もいよいよ深まった感じで、ウオーキングには絶好の日和となりました。最近の運動不足解消を兼ねて、遊歩道（四季の道）をせっせっと歩いています。

　もっとも今日の日中は、プロ野球と男子プロゴルフを交合に見ながら過ごしてしまいました。プロ野球ＣＳ戦、Ｍの勝利を確認（首の皮一枚繋がった）。男子プロゴルフ、韓国の金選手が見事に優勝したのを見て、ウオーキングに。途上で持参したラジオで、ＧがＴの切り札藤川を攻略、第２ステージに進出を知ったのでした。（けいはくさん、Tは残念でしたね）

　遊歩道もウオーキングやジョギングを楽しむ人で賑わっていました。一日１０.０００歩を目途に、これからもウオーキングに精を出したいものと思いました。

秋らしい花をケイタイで、コスモスと水芙蓉である。