迷走台風６号

　いやー今度の台風６号の迷走ぶりに驚きだ。沖縄から九州に近づき本来ならば日本海に抜ける筈が、何と急カーブして四国へ上陸、そして紀伊半島をかすめて太平洋へ抜ける。さらに今までにない台風の遅々とした動きが各地で大雨を降らせている。昨日からは梅雨明けしたばかりの関東甲信地方に雨雲を停滞させ、大雨を降らせている。交通機関も大混乱である。

　わが千葉方面は大雨こそないが、時折の小雨が強風と共にやってくる。勢い家に閉じこもらざるを得ないのである。ウオーキングもままならない。明日は台風とともに雨雲も遠ざかるようだが、この２日程の涼しさにも助かっている。２２日の金曜日はまた写真クラブの仲間と「房総のむら」の撮影会に出席の予定である。あの炎暑の再来を心配している。

「コレステロール半減！！」挑戦中。今日の歩行数「１.７１７歩」ゴミ出し後のウオーキングを予定したが雨がやってきて中止。

「なでしこ」たちの明るさに救われて

　女子サッカーＷ杯で世界一を獲得した「なでしこジャパン」の選手たちが凱旋帰国した。ＴＶ局はこぞってそのニュースで持ちきりである。とにかく閉塞感が多く感じられる現在の日本で実に明るいニュースなのである。一説によると今回の世界一の快挙は１兆円の経済効果も生むと報じられている。

　インタビューを聞いていて感じたのは、多くの選手たちが実に明るく、そしてリラックスして戦いに臨んだということだろうと思う。これは佐々木監督の仁徳によるものが大きいと思うが、彼は女性チームを統率するにあたり、多分に奥さまのアドバイスがあったと言う。

　「宝くじは買わなければ当たらない。ゴールもシュートをしなければ生まれない。つねに宝くじシュートをしよう」等の時折に発する「オヤジギャグ」が選手たちの気持ちをほぐして戦いに力を与えたようである。そしてＰＫ戦の前に澤主将が「私はＰＫを蹴るのはイヤ」と言った時に「ＧＫの海堀の後には蹴らせないよ」と言ったとか。

　どちらにせよ、世界の女性サッカー界の名だたる強豪を相手に戦い抜いた「なでしこジャパン」の強さの秘密は、今回の大震災のビデオ等も見て、精一杯やらねばならないと気持ちを一体化させた、粘り強く走り回る姿勢にあったものと改めて思ったのでした。

　９月からロンドン五輪の出場を掛けたアジア最終予選が始まる。またまた嬉しいニュースが聞ける様に、選手諸君の頑張りを念じている。

佐原の大祭

　一昨日の１７日日曜日、炎暑の予報ながら思い切って撮影に出掛けて見ました。行先は千葉県は北東部の利根川沿いの街佐原である。小江戸のひとつとして名高い旧い街並みが残るこの地に、夏と秋の「佐原の大祭」が挙行される。この夏の時期は八坂神社の祇園祭として「夏の大祭」と称されている。江戸優りと地元民が豪語するこの大祭は、江戸時代から連綿と続いてきたそうである。

　ただ残念ながらこの地も東日本大震災の影響もあり、液状化現象で道路のあちこちがデコボコとなっている。さらに屋根瓦が落ちたのだろうか青いシートが被せられて家がやはりあちこちに散見されていた。そして市内を流れる小野川沿いは山車の運行が中止されるなどしていたのは残念である。

　佐原の大祭は国指定無形民俗文化財に指定されていて、多数の山車が街の中を練り歩く。夏は１０基の山車が出るのだが小生は６基にしか出会えなかった。珍しい「鷹」と「鯉」を象った山車もあるのだが、１７日は「鯉」の山車にだけ出会えたのでした。その他では八坂神社から出興するお神輿の出陣式を見せて貰った。

　さらに山車の中で演奏される、日本三大囃子のひとつ「佐原囃子」が素晴らしい。１７日は潮来市に伝わる「源囃子連中」の演奏と手踊りが公開されている。秋の大祭にはまた別の町内の山車が参加する「秋の大祭」が開催される。また他の勇壮な山車が運行される。是非そちらにも出掛けて見たいと思っているのです。

２枚の写真を紹介してみる。大祭の雰囲気を感じて頂ければ幸いです。

　山車と神輿の運行です
　　　　　　

　佐原囃子の演奏と手踊りの舞台
　　　　　　　

「コレステロール半減！！」挑戦中。昨日、今日の歩行数「１１.９７８歩」である。

「なでしこジャパン」世界一

　サッカーＷ杯決勝戦。後半に１点をリードされながら追い付き延長戦へ。そして延長戦後半に再びリードされて追い付く。そしてＰＫ戦、信じられなかったが先に蹴った米国選手の３人が連続で外すアクシデントがあり「なでしこジャパン」が優勝を勝ち取った。特に米国チームには２４敗３分とこれまで一度も勝てていなかっただけに素晴らしい結果になっている。

　この決戦、前半は米国に押された展開から、何とか凌ぎ切ったのが良かったと思う。そして後半、先制した米国が守りに入った矢先の同点ゴールが米国の焦りをさそった様だ。さらに延長戦も同様の展開で、先制した米国が安心したか守りの態勢に入った後の同点ゴールは、まさに「なでしこジャパン」の地力の勝利だった。
　主将澤穂希選手がＶＩＰと得点王も獲得する活躍でチームを引っ張った。こちらも素晴らしい活躍ぶりである。　

　どちらかと言うと女子サッカーは、男子サッカーの陰に隠れた存在だったが、これで一躍世界のトップチームになった。この後にロンドン五輪大会の予選が始まる。先ずはアジア代表としての戦い振りが注目される。本当に良かったと思う。アッパレ「なでしこジャパン」

ＴＶの画面から。

　　　　　 　
　　　　 　　
　　　　　 　

「コレステロール半減！！」挑戦中。昨日は「佐原夏の大祭り」の撮影に行き「１２.２０５歩」を歩いている。　　　　

女子プロゴルファーの元気

　今週は日本女子プロゴルフのトーナメント・スタンレーレデイスが開催された。初日の有村選手のプレーを奇跡として皆さんに紹介していたが、今日最終日を迎えて結局有村選手が１５アンダーで優勝した。先ずはおめでとうと言いたい。

　そして今日のプレーの中で諸見里選手がハーフ２７、８連続バーディー（イーグルを含む）のやはり日本女子プロとしては新記録を達成した。そして３位に入ったようである。

　この猛暑の中での女子プロゴルフ選手たちの元気を思い、明日未明に決勝戦が行われるサッカーＷ杯の決勝戦で「なでしこジャパン」の優勝を夢見ている。是非とも実現して欲しいものである。

笑えぬぞ老じじい

　どうもちょっとしたことでカミさんからお叱りを受けることが多くなった。どうも年の精かもしれない。そう言えば先日の生涯大学のＯＢ会の食事会で隣りに座ったＴさんも同じことを言っていたと思い出した。「最近家内がうるそうて仕方がないんや」と京都生まれの彼は７８歳の今も関西弁を話す。

　「トイレを使ったあと電灯を消し忘れていましたよ」「洗面のあとは洗面台の周りも綺麗にしておいて下さいよ」「食事の時の食べこぼしに注意して下さい、子どもじゃないんだから」等々を奥様に注意を受けるらしい。「どうも俺のあとを付いてきてごちゃごちゃ言うんだから叶わんわい」と言う。

　思えばそれはそのまま小生にも思い当たることばかりであり聞いていて笑ったしまった。我が家も同様なのである。先日も風呂から上がったばかりのカミさんが「シャワーが水が出る様になっていましたよ。元に戻しておいて下さい」と言う。そうだウオーキングから帰るなり風呂場でシャワーを浴びて、最後は水を浴びてそのままだったのでした。

　体重を気にして毎日１０.０００歩以上のウオーキングを心掛けているのだが、その日の気分で距離を延ばしてしまうことがある。先日も早朝に２時間半近くも歩いてヘトヘトで帰ったら「自分の年齢を考えて下さいよ」とお叱りを受けた。ご注意は当然のことで「自分はまだまだそんな心配する齢ではないわい」と内心で思いながらも、数々のカミさんのご注意を神妙に受けとめているのです。

「コレステロール半減！！」挑戦中。一昨日、昨日の通算歩行数「１０.４１２歩」暑さを避けて夕方からのウオーキングである。

有村選手が起こした奇跡

　今回も同じくゴルフの話題である。

　女子プロゴルフ、今週はスタンレーレディス（東名ＣＣ＝パー７２）が開催されている。その試合で有村智恵選手が、パー５の８番でアルバトロス（第２打を直接カップイン）を記録。さらにパー３の１６番ではホールインワンを達成している。

　同一ラウンドでアルバトロスとホイールインワンを同時に達成したのは、国内では男女を通じて初めての快挙である。このニュースを朝日新聞では社会面に掲載している程の奇跡に近いものである。

　アルバトロスに限って言えば国内女子ツアーでは１０度目で、有村選手は２００９年にも１度記録している。同一ラウンドの別のホールでのホールインワンを同時に記録した例が実に珍しいのである。

　残念ながら最近の韓国選手勢に上位を独占されているトーナメントが多い中、このトーナメントでは有村選手の優勝を是非とも見たいものである。

遼予選落ち・勇太が頑張る

　現在行われている全英オープンゴルフ。２日目を終了して期待の石川遼選手は通算１４オーバーで予選落ちで終了した。２日目のスコアも８０の１０オーバーを記録してメジャー大会最悪を記録している。日本人選手では、欠場選手が出たために急遽繰り上げ出場を果たした池田勇太選手が、通算イーブンパー１９位タイで予選を通過している。

　会場になっているゴルフコースは、ドーバー海峡に隣接のコースで風の影響がかなりあり、さらに英国特有の自然に近い起伏のある難コースで、出場の各選手を悩ませている。首位選手でさえ通算４アンダーのスコアである。決勝ラウンドに進出の池田勇太選手にも上位進出の望みがあるのではと思っている。

ＴＶドラマ「それでも、生きていく」

　今月から幾つかの新ドラマが始まっている。プロ野球を中心のスポーツ番組を主体に見ているので、ドラマは勢い録画に録ってあとで見ようとなる。ところがフジＴＶで始まったドラマ「それでも、生きていく」だけは直接見ている。

　主題は実に重たいものである。１５年前に幼児が殺される事件があり、被害者の兄の同級生で親友が加害者として逮捕され、未成年だったために「少年Ａ」として処分を受ける。１５年経過してもその幼児の死を受け入れられない父親が、執拗に「少年Ａ」の行方を探し続けている。そして「少年Ａ」が現れるだろうと思われる場所に駆けつけようとして病に倒れ、そして亡くなる。その間際に吐露された「少年Ａ」に対する憎悪の言葉に、主人公もあらためて事件の重みを知ることになる。

　この１５年前の事件は被害者家族に色んな亀裂を齎しただけでなく、加害者の家族にも執拗な嫌がらせが相継ぎ生活の幅を狭めている現実があった。「少年Ａ」の妹がその嫌がらせを止めてもらおうと主人公が住む山の中の釣舟宿を訪ねる。加害者の家族と、被害者の家族がそれぞれの形でその事件を巡って相対するのである。

　ドラマでは、そんなとき既に「少年Ａ」は刑期を終えてある篤志家の経営する農園で働いていることが提示される。今後ドラマで展開されるのは「少年Ａ」は何故事件を起こしたのだろうか？。そして主人公と「少年Ａ」が直接相対した時に何が起こるのか？。さらに「少年Ａ」が起こした事件後の加害者と被害者双方の家族が抱える苦悩の数々が今後も描かれるのだと思う。

　人間は多くの苦悩を抱えながら「それでも、生きて行かなければならない」、そんな強いメッセージをこのドラマは発している様である。未成年者が起こした犯罪に直接向き合おうとする制作意図に賛同を覚える。被害者の兄に瑛太、加害者の妹に満嶋ひかり主演している。

「コレステロール半減！！」挑戦中。昨日は夕方からの歩行数「６.０８９歩」今朝の体重６７.４Ｋｇ。

なでしこジャパン決勝進出へ

　ドイツで行われている女子サッカーＷ杯。ベスト４へ進出していた日本代表「なでしこジャパン」が準決勝でスェーデンを撃破して決勝への進出を決めた。先制された前半に同点として追い付き、後半早々から圧倒的に攻め続けて３－１とつきはなした。実にはつらつと動き回った「なでしこジャパン」がＷ杯で初めてのメダルを確保した。

　もう一方の準決勝ではアメリカが勝利している。決勝戦ではこれまで日本チームは一度も勝てていない相手だが、１８日の午前３時半から行われる。ここまできたらパワーで圧倒するアメリカチームに全力でぶつかって欲しいものだと思う。

　日本サッカー界では男女チームで初めての快挙である。先ずは「なでしこジャパン」の決勝進出に乾杯だ！！。

ＴＶ画面からの映像である。

勝利を喜ぶ日本選手
　　　　　　　　　
　　２得点を挙げた川澄選手
　　　　　　　　　
　　横断幕を掲げて観客に感謝