警察モノの小説（１）

小生の最近の読書は完全に偏っている。文庫本で購入するのは警察モノの小説が多い。

この傾向は、大沢在昌の「新宿鮫」シリーズにはまってから続いている。キャリアながら、今は新宿署の一警部
として働く鮫島警部の活躍を描いている小説である。もちろんこのシリーズは全作品を読んでいるし、最新作の
「絆回廊・新宿鮫Ⅹ」はインターネットで全編を読んでいる。この作品で鮫島警部の最大で唯一の理解者である
桃井警部の死が、今後の「新宿鮫」シリーズにどう影響するのか気になるところである。

最近では新宿鮫短編集「新宿鮫の貌」が出ている。新宿鮫シリーズのスピンオフの短編を集めたものだが、シ
リーズを読んでいる方にしか判らない作品もある。あの「こち亀」の両さんとおぼしき警察官が出てきて、鮫島警
部と邂逅する場面の短編がある等、こちらもなかなか読み応えがある。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

その２は今野敏の「隠蔽捜査」シリーズである。警察庁の超エリートに位置する竜崎警視長が、警察庁や警視
庁の上層部が隠蔽しようとした事件に関連して、大森署長に降格させられながら、国家公務員のキャリアの責
任を全うしようとする物語である。この小説のシリーズも４作目が発表されている。
この作者が描く「安積班」シリーズや「樋口謙」シリーズが地道な捜査を続ける刑事たちを描いているのに比べ
て、「隠蔽捜査」シリーズは警視庁や警察庁のキャリアが主人公で描かれていて興味深い。

主人公の竜崎警視長はパリパリのエリート・キャリア警察官僚ながら、原理原則を貫くことこそが正義と言って
はばからず、ゆえに周囲から変人扱いをされると言う人物である。警視庁の伊丹刑事部長が同期のキャリアで
なおかつ小学校の同級生であることから、名コンビで難事件に対応していく。このシリーズにも、刑事部長伊丹
を主人公にしたスピンオフの短編集もあり、こちらも一読に値した面白さである。

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　
今回は愛読している警察モノを２作品を紹介したが、さらに別途引き続いて紹介してみたい。

葡萄とつや姫

　山形の兄夫婦から早々と葡萄のプレゼントがあった。お盆の時期に合わせて贈ってくれたものである。
　季節がもうそんな時期なのだろうか、猛暑が続くが秋の訪れもそこまで来ているのだろうか等と思ってしまう。
　郷里の美味しい果物をさっそく頂きながら、郷里の山形のことを思い出して、少々センチになってしまう自分が
　可笑しいのである。

　今年の初物の葡萄である
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　
　また、カミさんの買い物に付き合った際に、米の売り場で山形の米「つや姫」の袋を見付けた。今まで名前は
　知っていたが、これまでは食べたことはなかった。そこでカミさんと試しに食べてみようと言う訳で２Ｋｇ入りの
　を購入。さっそく今夜の夕食で食してみたが、いささかもっちりした感じで結構美味しい。暫くは山形の新しい
　米である「つや姫」にお世話になりそうである。

　山形の新しいお米「つや姫」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「三高」は今何処？

　ヤフーニュースを見ていて、現在の理想の結婚相手が。「三高」より「三平」との面白い記事を発見した。

　ある結婚相談所の情報センターが実施したインターネット調査で、年収や外見は平均的で性格も平穏な
　「三平」が男女ともに人気を集めている実態が浮き彫りになったそうである。
　ご存知の通り永らく、三高（高学歴、高収入、高身長）が人気だったが、安定志向の世相を反映している
　のではと分析している。

　この調査では、結婚相手の条件として「三高」「三平」「三低」（低姿勢、低依存、低リスク）の三つを挙げ
　たところ、「三平」を選んだのが男性で８１.９％、女性も７２.８％とトップだったらしい。理由には「普通が
　一番」「無理しない付き合いが出来る」などの声があった。

　一方、結構までの過程では、リードしてくれる「肉食系」の人気が女性では８７.２％と圧倒的に多く、男
　性でも相手が肉食系が良いと答えた方が４５.２％もあったと言う。

　記事ではこの調査の担当者の印象として「相手の探し方が変わってきている、今まで踏み出せなかった
　方も挑戦して欲しい」と述べている。

　時代と共に「三高」から「三平」に、そんな変わり方があるのだと思った次第である。　

ロンドン五輪閉幕

　華やかな開会式に、次いで今朝の閉会式も開催国の英国の威信を充分に発揮したもので素晴らしい。

　日本代表は終盤にきて、ボクシングの村田選手が４８年ぶりの金メダル。男子レスリングでは米満選手が
　こちらも２４年ぶりの金メダルを獲得して、有終の美を飾ってくれた快挙に感動しました。

　今回は下馬評にあまり上がっていなかった競技にメダル獲得がありました。地道な各競技団体の選手育
　が成功している例だと思います。この教訓を元に「２０１６リオ五輪」までに、選手育成プログラムを充分に
　充実させて備えて欲しいものだと痛感島しました。

　今大会の日本代表選手のメダル獲得は３８個と史上最多を記録している。金メダル数こそ日本を凌駕して
　国もあるが、メダル総数では米国、中国、英国、ロシア、ドイツに次いで堂々の６位に位置している。この事
　は世界中に日本を知らせるに足る快挙だと賞賛したい。

　それにしても、我々を熱く、熱くさせてくれた「ロンドン２０１２五輪」に感謝したいものである。

大河ドラマが飛んじゃった

　日曜日の大河ドラマ「平清盛」は、ＢＳ１の午後６時から早めに見ている。今夜も急いで開始時間にチャンネルを
　合わせたが、別の時代劇「薄桜記」の再放送をやっている。あれーと思ったが、８時からの放送を見ればよいわ
　いと思った。

　ところが７時からのＮＨＫ放送では、何と五輪の男子マラソンの中継が始まった。そうだ今日が五輪の最終日だっ
　た。あわてて新聞のＴＶ時間欄を確認すると、しっかりと五輪の中継放送が予定されいる。

　しかし、先週の大河ドラマの放送後に、一週間番組が飛ぶと言う告知は見た記憶がない。どうも見落としたのだ
　ろうか？。大河ドラマは全く嫌いなカミさんに聞いたら、当然でしょう男子マラソンの中継が優先ですよとツレない。

　これで楽しみにしていた、日曜の番組が飛んでしまって残念である。

今日はゆっくりと

　連日のＴＶ中継で寝不足が続いている。ところが昨夜は女子のバレーボールが快勝したのを確りと見届けて
　早めに就寝した。そして今朝もゆっくり目の起床になりました。

　ところが昨日の内に朝食用のパンを買い忘れている、そこでやむなく近くの〇ストにモーニングを食べに出掛
　けました。パンや和食のモーニングが多数用意してあり、カフェのドリンクが付いている。ここのコーヒーは案外
　に美味しい。小生もカミさんもパン食を選んで、ふたりで計￥１０００未満と値段も安いのが嬉しい。

　そして午前の内にジムへトレーニングへ。小生はウォーキングマシンとサウナでたっぷりと汗を掻き、プールで
　少々時間を過ごして、ミストサウナ、ジャグジー、入浴でゆっくりとしたのでした。

　その後は、涼しいショッピングセンターでお茶をしながら買い物を少々済ませて帰宅したのでした。今夜は男子
　マラソンがあるがあまり期待は出来ないので、大河ドラマを見て早寝になりそうである。

女子バレーは韓国を破る

　女子バレーチームはアジアの強敵中国を準々決勝で破りながら、準決勝ではブラジルに完敗。

　しかし３位決定戦では、これも難敵の韓国を３－０のストレートで破る殊勲を上げた。日本女子バレーでは
　２８年ぶりの銅メダルを獲得している。

　日頃はほとんど見たことのないバレーの試合を、今夜はじっくりと終始観戦してしまったのでした。
　今朝の男子サッカーでは韓国勢に負けているだけに、女子バレーの韓国戦の勝利は正直嬉しい。
　
　やはりロンドン五輪での女子選手の活躍ぶりは特筆ものであると思う。

石川遼選手は予選通過

　今週のゴルフトーナメントは、米国メジャー最終戦の全米プロゴルフ選手権である。
　日本からは石川遼選手、谷口徹選手、藤田寛之選手の３人が出場している。

　大会は２日目を終わり、石川遼選手は２オーバーの２４位タイ、谷口徹選手は４オーバー４７位タイで予選を通過
　したが、藤田寛之選手は予選落ちした。

　今回のトーナメント会場のゴルフ場は、海岸の砂浜に隣接したもので、コース内には砂浜がそのまま残る箇所が
　あり、バンカーとの区別が付かないために、コース内は全てフェアウェー扱いとされる等の特殊な処置が取られて
　いるらしい。

　初日の石川遼選手は、７バーディ４ボギーの３アンダーと好調だったが、２日目は２バーディ、２ダブルボギー、
　３ボギーと乱調であった。

　海岸近くの強風が吹き荒れる天候が、多くの選手たちを悩ませている。決勝の２日間で、石川遼選手がプレー
　をどう立て直して対処出来るのだろうか。期待して見て行きたい。
　

「がつん」とやられた感じで

　今朝の未明の男子サッカー３位決定戦。メキシコ五輪以来のメダル獲得がならず残念でした。

　序盤の韓国選手の捨て身のファール（即レッドカードまがい）の連続に、日本選手は度肝を抜かれた様でした。
　残念ながら、韓国勢の狙いが奏功して、それが日本選手たちの動きに影響していたと見ました。

　それにしても２点を先取した韓国チームが、守りに守りを固めて、日本の選手の動きを封じきったのは素晴らし
　いと言わなければならないと思います。

　次の日本代表を担う五輪代表世代の選手に、韓国に対する苦手意識が残らないことを祈るのみである。ただ
　日本サッカーを広く世界に認知させた活躍をしたことを誉めて上げたいと思います。

なでしこ善戦、悔しい銀

　ロンドン五輪も最終週に入りました。
　
　今朝未明に行われた女子サッカー日本代表のなでしこ軍団、善戦むなしく米国に敗れる。
　２点を先取されながら、惜しいゴールの連続で１点どまりだった。米国チームの強さに互角に戦ったと思う。

　一方の女子バレー準決勝戦はブラジルに破れて３位決定戦へ。こちらも頑張っている。

　特筆ものは女子レスリングである。小原、伊調、吉田の３選手が大きな大きな金メダル。実に素晴らしい。

　そうそう、女子の卓球団体の銀メダルもありましたね。女子選手の目覚ましい活躍が頼もしい。