朝日新聞をご覧の皆様はご存知だと思うが、毎週木曜日のスポーツ欄に石川遼選手が、「もっと遠くへ」と言う
コラムを書いている。
昨日の13日のコラムでは「一人のプロゴルファーとして、言っておきたいことがあります。」と題して9日の「トー
シントーナメント」の最終日に、日没でまともにボールが見えない中でのプレーオフについて発言している。
優勝を争った池田勇太選手と呉阿順選手のプレーオフは、18番ホールで開始されたが決着がつかず、日没。
投光器などを使っても十分な明るさが確保できないため、2ホール目はグリーン手前145ヤード地点から始め
る変則的な方式で競技を続行した。さらに100ヤード、45ヤードと距離を短縮し、4ホール目で呉選手が勝利
した。
コラムでは、石川選手はこういう試合形式があっていいのか。正直言って、驚きましたと書き出している。両選
手は与えられた条件に従うしかありません。選手がそこで不平不満を言っては、集中力が切れてしまう。本当
に当事者の両選手は苦しかったとと思います。もしも自分が当事者だったなら、勝っても負けても中途半端な
気持ちが残ったとでしょうと書いている。
スポンサーとの関係、放映権の問題、さらに次週のトーナメントへの移動日の問題等があるのだろうが、我々
が知る限りでは、何故か日本のツアーは当日中に終らせると決めて運営しているようだ。海外のメジャー大会
等ではプレーオフが月曜日に持ち越しになる場合があることは知っている。
石川選手は、私たちの仕事はベストのプレーをファンに見ていただくことです。今回の一件をツアー機構側が
どのくらいの重さで受け止めているのか、とても気になります。何も議論しなければ、同じようなことが、きっと
起きるでしょう。トーナメントの価値を高めていくために、選手の側から問題提起をしなければと思っています。
とコラムを締めくくっている。
実際の当事者である優勝した呉選手のコメントは知らないが、池田選手は「同じ条件で戦ったのだが、オレは
鳥目だから、ボールやラインが見えなかった」と述懐している。石川選手の言う通りに常にベストの状態での
プレーがが出来る状態を、ツアー機構側は配慮して欲しいものだと思う。
今回は、敢然と問題提起をしている石川選手を見直したのでした。
当日の最終ホールの写真である。
コラムを書いている。
昨日の13日のコラムでは「一人のプロゴルファーとして、言っておきたいことがあります。」と題して9日の「トー
シントーナメント」の最終日に、日没でまともにボールが見えない中でのプレーオフについて発言している。
優勝を争った池田勇太選手と呉阿順選手のプレーオフは、18番ホールで開始されたが決着がつかず、日没。
投光器などを使っても十分な明るさが確保できないため、2ホール目はグリーン手前145ヤード地点から始め
る変則的な方式で競技を続行した。さらに100ヤード、45ヤードと距離を短縮し、4ホール目で呉選手が勝利
した。
コラムでは、石川選手はこういう試合形式があっていいのか。正直言って、驚きましたと書き出している。両選
手は与えられた条件に従うしかありません。選手がそこで不平不満を言っては、集中力が切れてしまう。本当
に当事者の両選手は苦しかったとと思います。もしも自分が当事者だったなら、勝っても負けても中途半端な
気持ちが残ったとでしょうと書いている。
スポンサーとの関係、放映権の問題、さらに次週のトーナメントへの移動日の問題等があるのだろうが、我々
が知る限りでは、何故か日本のツアーは当日中に終らせると決めて運営しているようだ。海外のメジャー大会
等ではプレーオフが月曜日に持ち越しになる場合があることは知っている。
石川選手は、私たちの仕事はベストのプレーをファンに見ていただくことです。今回の一件をツアー機構側が
どのくらいの重さで受け止めているのか、とても気になります。何も議論しなければ、同じようなことが、きっと
起きるでしょう。トーナメントの価値を高めていくために、選手の側から問題提起をしなければと思っています。
とコラムを締めくくっている。
実際の当事者である優勝した呉選手のコメントは知らないが、池田選手は「同じ条件で戦ったのだが、オレは
鳥目だから、ボールやラインが見えなかった」と述懐している。石川選手の言う通りに常にベストの状態での
プレーがが出来る状態を、ツアー機構側は配慮して欲しいものだと思う。
今回は、敢然と問題提起をしている石川選手を見直したのでした。
当日の最終ホールの写真である。