女子プロゴルフは何故モテる

　来季の男女プロゴルフのトーナメント日程が公開されている。

　男子プロゴルフトーナメントでは、今季に比べて「キャノンオープン」と「とうとうみ浜松オープン」の２試合が撤退する。ただ国内トーナメントの開幕前に、アジアンツアーと共催の形で「タイオープン」他の１試合に、ツアー選手６０名程度の選手を派遣して出場させる事に決まった様である。この２試合の獲得賞金は、賞金ランキングに算入されると言う。男子ツアートーナメントでは、今季に「トヨタ」が、そして来季には「キャノン」の大手企業が相継いで撤退してしまうことになる。

　かって男子プロトーナメントも、国内大手企業が争って支援していたが、多くの企業が撤退してから久しい。逆に海外の男子プロゴルフトーナメントのスポンサーには名前を連ねる企業も、日本男子プロトーナメントは見向きもしない。寂しいかぎりである。

　女子プロゴルフトーナメントの日程も、昨日発表されている。今季より１試合増えて３６試合、賞金総額３１億３６００万の史上最高額となる。そして通常のトーナメントが３日間競技だったが、４試合を４日間競技にすることも同時に発表されている。女子プロトーナメントの冠スポンサーを見ていると、実に多くの国内企業が支援していることが分かる。

　何故に女子プロゴルフトーナメントがモテるのだろうか。大きな要素には韓国選手も含めて、若手プロ選手が多くトーナメントに参入して来ていることだと思う。男子プロトーナメントより１０試合以上も多い大会には、どの選手たちも上位争いに絡んで実力を伸ばす機会が増えているものと思う。さらに女子プロトーナメントに４日間の競技が増えれば、選手たちの実力向上に役立ち、海外の有力選手に負けない選手が育ってくると思われる。

　どちらにせよ、小生の周辺でも男子プロトーナメントより、女子プロトーナメントの方が大好きだと言った憚らない人たちが多い。今後も益々、女高男低のプロゴルフ界が続くのだろうと思う。

１２月の言葉（漢字・目標）

　例月ご紹介している、市立泉谷中学校の掲示板から。今月の一字は「幕」である。

　生徒たちに今月の目標として、それにふさわしい一字の漢字を揮毫して、校門内の掲示板に張り出しているものである。小生はその一字の漢字を例月楽しみに拝見しながら、皆様にもご覧頂いている。

　今月は年末の１２月にふさわしく「一年の最後をしっかりと締めくくり新年に向けて準備しよう」と副題があり「幕」とある。良きにつけ悪きにつけ、しっかりと今年を締めくくり新たな年に向けて走り出そうと訴えているようである。

　小生なども「ただただ時に流される毎日」でなく、しっかりあらたな新年に向けて準備したいものだと思っている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

映画は別々に

　カミさんがかなり前から映画「今日、恋をはじめます」が封切りされたら観に行きたいと言っていた。そこで先週の土曜日に昼食を済ました後に近くのショッピングセンターのシネマ館に出掛けました。そこでカミさんは「お父さんが何もこの映画に付き合う必要はないのよ、若い人向きの映画だから他の映画を観なさい」と言うので、小生は少し時間が遅れて始まる「人生の特等席」を観ることにしたのでした。

　先ずはカミさんの感想から、ご贔屓の松坂桃李が主演の映画は館内を見渡すと、圧倒的に若い女性だけで私の様な白髪頭の老人はいなかったわとのことである。初々しさが残る高校生同士の恋の物語で結構面白く鑑賞出来たらしい。韓流のイケメン俳優や若手俳優を観ているのが今は楽しいのだと言う。

　そして小生が観た「人生の特等席」はイーストウッドが主演で、ＭＬＢ球団のスカウトの話である。高齢で妻を早くに亡くし、弁護士として活躍するひとり娘とは疎遠になっている。この年のドラフト一位指名に誰を持ってくるか、他球団のライバル達と有力選手の実力を見極めるために、各地を転々として追いかけて行く。ところが彼は目の障害が出ていて行動にも支障が出ている。心配した球団のドラフト部長が、娘を強引に引き込んで父親の補助をするように勧める。

　かくて娘と一緒に行動するが、６歳の時に妻が亡くし各地を転々とする仕事柄から、親戚に預けられ、さらに学校は寄宿舎育ちだった娘とはなかなか打ち解けられない。そこにかってドラフトで一位指名した投手が大成せずに、今はライバルチームのスカウトをしている青年に遭遇する。娘は驚くことに野球界を良く知っており、彼女の援助もあり最終的に追いかけている選手の弱点を見抜き指名回避をＧＭに進言する。

　とろろが球団は彼が一位指名を外す様に進言した有力選手を、記録だけを重視した若手スカウトの進言で指名してしまう。そのあと娘の機転で無名の投手をテストさせる事で、父親が指摘していた有力選手の弱点が実際に証明されることになる。

　如何にもアメリカ的な頑固な老人を演ずる８０歳を超えたイーストウッドに、娘役として配した女優が実に素敵である。彼も製作にも加わっている様だが、かって主演した「グラン・トリノ」の如何にも旧き良き時代の頑固親父に通ずる名演に感動しました。

　映画の出来は　Ａ　の評価をしたい。いやーイーストウッドも歳を取りましたね。

　映画のチラシから父親と娘と

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

大谷投手の日ハム入り

　プロ野球ドラフト会議前にＭＬＢでのプレーを希望していた、花巻東高校の大谷投手が本日日本ハムＦ入りの意向を表明している。日ハム球団がドラフト会議指名後４５日間に亘り粘り強い交渉が実った様である。

　日ハム球団は彼がＭＬＢ入りした場合でも、日本球界の育成方法と違い、長期間マイナーリーグで経験を積んだ上でなければメジャー昇格が難しい事、さらには１０代からＭＬＢいりした韓国選手の例などを説明して、ご両親を含めて説得を重ねてきた様である。さらにダルビッシュ投手が着けていた「１１」の背番号を提示するなど、さらに投手として成功しない場合でも、打者としても十分通用する事も考えて、指導に万全を期す方向である事を説明して好感を持たれた様である。

　どちらにせよ大谷投手の日本球界入りは嬉しい事である。我々プロ野球ファンも大歓迎である。彼の一日も早い大成を願ってやまない。

映画「綱引いちゃった」が面白い

　カミさんとふたりでコメディタッチの映画「綱引いちゃった」を観て来ました。主演は井上真央、玉山鉄二、松坂慶子、渡辺直美に加えて、風間杜夫、笹野隆史、等々のベテランが出演している。以下は公式映画オフシャルサイトからの引用である。

　 「舞妓Haaaan!!!」「なくもんか」の水田伸生監督が井上真央を主演に迎え、実在した女子綱引きチームを題材に描くオリジナルコメディ。美人だが真面目でお堅い大分市役所広報課の西川千晶は、あまりに知名度の低い大分市をPRするため、市長命令で女子綱引きチームを結成して全国大会出場を目指すことに。勤務先の給食センターが廃止の危機にある母の容子とその同僚たちを誘い、なんとかチームを結成した千晶だったが、メンバー不足から自身もチーム入りせざるをえず、さらにはキャプテンまで押し付けられてしまう。

　それぞれに家庭の事情を抱えた７人の綱引きむすめ？たちは、市の財政再建の為に外部委託が検討されている給食センターの従業員である。そのチームをコーチするのが手人公に一目ぼれした山の中で椎茸を育成する若者である。

　綱引きで全国大会に出場出来れば給食センターは存続できる、そんな望みを抱えての綱引きチームは、初めての練習試合相手の小学生チームに負けてしまう。どん底の中からチームは執念の団結力を持って練習に励む。そしてついに県大会にまで出場するチームになるのである。実際に大分市の実業団チームが世界大会に出場、優勝したエピソードを元にオリジナルに作成された映画だが、チームメイトを支える家族との絆が、笑いと涙で綴られている。

　小生は主人公の井上真央がハツラツとした演技を見せていると思うが、チームのひとりである母親役松坂慶子が実に明るい演技を見せているのが素晴らしいと思う。お笑いの渡辺直美が認知症の父親を介護しながら、チームのしんがり役をしっかりと演じているのも見物である。

　何せこの頃の何事にも閉塞感が充満している世間でもある、是非この映画をご覧になりウサを晴らして欲しいものである。映画は娯楽映画として少々甘いが　Ａの下　の評価をしたい。

映画のチラシから
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今日も山形田（やまがただ）

　今朝から東京は銀座の写真教室に出掛けました。そこで前に一度訪れたことのある、銀座２丁目にある蕎麦屋さん「山形田」で昼食を摂ることにしました。お奨めは地鳥が載った蕎麦である。地元の山形では肉蕎麦と言えば、この地鶏を使ったものになるそうである。なかなか客扱いの上手いおかみさんが手際よく注文を捌いてくれる。どちらかと言うとややゴツゴツとした感じの黒っぽい蔵王蕎麦が主流である。見ていると客のほとんどが地鶏蕎麦か板蕎麦の注文である。ビルの地下の２０人も入れば一杯になる店構えだが、常連客も結構に多い様に感じました。

　合い席になった背広をきちんと着ていた高齢の男性が、ここの蕎麦が大好きで良く昼食に寄るんですよと言う。値段が同じなので大盛りにしましたと運ばれてきた蕎麦はたっぷりの量である。小生が半分くらいを食べ終わったころには、相客は食べ終わっている。そして小生の白髪頭をみながら「お産まれは何年ですか」と聞いてくる「１３年ですよ」と答えたら「私は９年産まれなんです」と言う。驚いたことに何と喜寿を過ぎていることになる。「まだお元気でお勤めですか」と聞いたら「お陰様で車に乗らずに電車と歩きでの通勤で元気に勤めが出来ているんですよ」と先に席を立たれたのでした。全く初対面の相客とこんな話が気軽に出来る店なんだなと思ったのでした。

蕎麦屋「山形田」の看板である。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　このあとに銀座一丁目にある「山形のアンテナショップ」に寄りました。お目当ては庄内の「小茄子の辛子漬け」である。序でに同じ店内で冬の定番である「青菜漬け」も購入してみました。今晩から食卓で美味しく頂いたのでした。こんどはゆっくりと時間を取り、このアンテナショップに寄り、山形の様々な名産なども探求してみたいと思いました。

　そんなことで今日はちょっとした「山形デー」になりました。　

お笑い下さい

　先日、車を運転していてカミさんと昼食の為にある店に寄ったのでした。いざ車を降りてエンジンのスイッチを押して車の外に出た。そして車のドアのスイッチを押したが、ピーピーと警告音が出て、ドアのカギが掛からない。何度も同じ動作をしているが変わらない。可笑しいなあと思いながらハッタと思い出したのは、車のキーを入れたコートを車中に置いたままだったのが原因でした。今回乗換えた賢い新車はキーを車中に置いたまま車を離れることへの警告だったのです。

　そう言えばやはりカミさんと東京に向かって高速道路を走っているとき、途中にトイレ休憩を入れた。先にカミさんが車を離れたが、追い掛けて小生もトイレに行こうとして車を離れようとした。ところがピーピーと警告音がなっている、やはり車が閉まらない。車中を改めて覗いたらカミさんがキー類を入れたハンドバックを足元に置いたままトイレに立っていたのでした。なかなかキーレスの新車に慣れない夫婦なのでした。

　もうひとつ、新車のカーナビが面白い。朝に自宅から車を出そうとすると「今日一日安全運転を心掛けて下さい」と言う。またＪＲの駅前やショッピングセンターなどに駐車すと「この辺は車の盗難が多発する地域です、ご注意下さい」と警告してくれる。そして夜に車を出そうとすると「飲酒運転は危険ですから運転を控えましょう」と言って呉れる。オイオイ「俺は飲酒運転なんか金輪際するものか」と言い返している自分が可笑しい。　

中村勘三郎丈の訃報

　今朝の未明に歌舞伎俳優中村勘三郎丈（５７歳）の逝去の報が伝えられている。食道がんの手術後の併発した肺炎が収まらず、引き続き入院されていたが、最後は急性呼吸窮迫症候群を起こしての逝去だったと発表されている。現在新築中の歌舞伎座のこけら落としに是非にも出演することを目指して闘病に努めていると聞いていただけに非常に残念である。

　従来の歌舞伎演目にとらわれることことなく、幅広く映画にも主演するなどの他に、「平成中村座」を起こして、江戸時代から永く続く伝統歌舞伎の復興に努めるかたわら、歌舞伎界に新風を吹き込む活動などにも積極的に取組んでいた。

　小生は一昨年の５月に、近くのゴルフ場で開催された、プロアマチャリティゴルフ大会にボランティアでお手伝いした際、この大会に賛同されて出場していた中村勘三郎丈にお会いしている。ボランティアの小生にも「ご苦労様です」と丁寧な声を掛けて頂いたことを思い出している。

　名優の逝去の報に茫然としている。ご冥福をお祈りしたい。 ・・・・・合掌。

「ワイルドだろぉ」

　２０１２年ユーキャン新語・流行語の大賞が発表されている。

　年間大賞は「ワイルドだろぉ」である。発信元のスギちゃんは、あのＴＶ番組収録時のプール事故で、重傷を負った時には、芸能生活が危ぶまれたが、元気で復活している。「（流行語に選ばれた芸人は消えて行く）ジンクス通りに消えてやると思っていたが、やっぱりもうちょっと残りたいぜぇ」とコメントしている。

　「ＩＰＳ細胞」京都大・山中教授。ノーベル化学賞を受賞していて、今後の医療面での実用化が世界中で注目を集めている。いち早く実用化したとニセ学者が現れるなどの話題も。

　「維新」大阪発の掛け声だが、明治維新時のように日本を変える勢力になるのだろうか。老齢の政治家を巻き込んで、今回の衆議院選での台風の目になりそうな勢いだ。

　「ＬＣＣ」「終活」「第三極」は最近の決まり文句に使われている様だ。小生も来年は後期高齢者であり、もう「終活」に力を入れる必要な時期に来ている様である。

　「近いうちに」言わずと知れた野田総理の決まり文句である。その言が野党に捕らわれての年末総選挙となってしまった。

　「東京ソラマチ」東京スカイツリーの開業にともない、いまや東京中で一番人出の多い商店街だろう。

　「爆弾低気圧」ゲリラ雷雨などと共に日本各地を襲った低気圧による、豪雨や雷雨、果ては竜巻など自然界の猛威はとどまることなく続いている。

「うらを見せ　おもてを見せて　散るもみじ」と良寛さんの句にあるような写真を一枚。

　　　　　　　　　　　　　　

藤田選手の凄さ

　男子プロゴルフトーナメント最終戦「日本シリーズＪＴカップ」。初日に９アンダーを記録してスタートの藤田寛之選手、４日間とも他の選手を全く寄せ付けない強さを見せて優勝でした。同時に今年度の賞金王の座も獲得した。

　４０歳代での初の賞金王となった藤田選手は、師匠の芹澤プロの元で若手選手に交じり実に良く練習を重ねていると言う。また青木プロも「自分が長く活躍出来ているのも遅咲きだったからだ、藤田選手はこれからもまだまだ伸びる選手だ」と言っている。

　これで藤田選手は来年のマスターズトーナメントの出場権を獲得したと思われる。海外でも通用する選手であることを見せて欲しいものである。大会の閉会式で、「今年はボクが王者の中の王者で良いですね」と並みいるトップクラスの選手たちの前で宣言した言葉どうり、今年は藤田選手の年だったと言って過言ではないと思う。

ＴＶの画面からの藤田選手