今日の午前組のFさんが、このような作品を作って来られました。自分がリフォームした服にアクセサリーとして付けておられます。
これらは今度の作品展に出品されるとか・・・。
今日の午前組のFさんが、このような作品を作って来られました。自分がリフォームした服にアクセサリーとして付けておられます。
これらは今度の作品展に出品されるとか・・・。
散る桜 残る桜も 散る桜
様々の こと想ひ出す 桜かな
昨日の風雨で桜が大分散ったのではないかと心配しています。大阪の桜はまだ大丈夫のようです。
「花筏(はないかだ)」という言葉があります。水面に桜の花びらが舞い散って、筏のように流れていく・・・・そんな様子を花筏と言います。美しい春の風景ですね。
咲いている花を愛でることは誰でもしますが、散る花、散った花をを愛でる人は少ないかもしれませんね。桜吹雪、花の雨、飛花(ひか)、そして葉桜・・・・。そのときどきの桜を、人々は言葉に写して、愛してきました。
どんな姿になろうと、桜であることには代わりはありません。上記の「~散る桜 残る桜も 散る桜~」。これは良寛和尚の辞世の句の一つです。そうですよね、みんな桜です。咲こうとも散ろうとも、愛すべき桜ですものね。
~春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明かりて 紫だちたる雲の 細くたなびきたる~(「枕草子」)
夜がほのぼのと開けようとする空、次第に白くなってゆく山際、細くたなびく紫がかった雲・・・・どこまでもおぼろげで、やさしいこんな春の風情が大好きです。
曙の空の色は、真っ暗な闇から、ゆっくりと明るさが加わっていきます。大自然が描く、美しいグラデーションとでも言うのでしょうか。
新しい時代や、文化の到来という意味でも曙という言葉が用いられるのは、時代や文化もある日突然、様変わりするのでなく、少しずつ移ろっていくからでしょうね。
入学式、入社式のシーズンです。私も含めて、こんな事に無関係な方も、新しい自分に変わりたいと思ったときは、曙の空を想い出してみませんか。ゆっくりと、でも確実に夜明けはやって来るように思います。