仲間５人と龍神スカイラインの川辺でコゴミを採取してきました。この秘密基地は何方にも教えたらあかん、と口止めされました。
高野山の中腹にある山の家へ行き、コゴミ料理を楽しみ、食してきました。信州へ旅したときに味わったコゴミ。こんなに美味しい物がこんな場所に群生しているとは・・・。
コゴミはクサソテツ（オシダ科）でゼンマイよりもアクがなく、味にもクセが無いことから人気がある山菜です。都会の喧噪からはなれて、久しぶりにのんびりと過ごしてきました。山の家、皆さんに気に入って頂けた様子でした。
「黄昏（たそがれ）」の漢字は中国語をそのまま当てたもので、「昏」は薄暗いという意味です。太陽の光の輝きが、まだほの黄色く残っている、影絵のような世界が思い浮かびます。
街頭もない昔のこと。薄暗い夕闇の中では、人の顔もよく見えなかったのでしょう。「誰（た）そ？ 彼（かれ）」（あの人は誰？）という言葉を交わす時刻だということから、黄昏という言葉が生まれたそうです。
これに対して朝の薄暗い時刻は「彼（か）は誰時（たれどき）」というそうです。こちらは「彼（か）は誰（たれ）？」というわけですね。
黄昏は人生の盛りを過ぎた頃の比喩にも使われて、少し寂しい言葉でもあります。もしかしたら、人生の中で、通り過ぎた人々を「あれは誰だったかな？」と振り返る時期・・・・そんな意味もあるのかも知れませんね。
今日は朝から友人等と龍神方面へコゴミを採りに行き、帰りに高野山の中腹にある山の家を覗いてきます。
