散歩の帰りに本屋さんに寄ってこの本を新たにゲット。そらまめくんとピンクちゃんに読ませてやりたいので・・。
パラパラとめくったけれど・・・。やっぱり和の年賀状はいいですね。
散歩の帰りに本屋さんに寄ってこの本を新たにゲット。そらまめくんとピンクちゃんに読ませてやりたいので・・。
パラパラとめくったけれど・・・。やっぱり和の年賀状はいいですね。
年寄りの冷水
「まだまだ若いもんには負けられん」と年寄り(私も?)が無理をすることを言います。この言葉から、年寄りがやせ我慢して冷水を浴びる姿が想像出来ますが、実はそうではないんですね。
冷水とは、隅田川の水のことで、江戸時代、水売りが杉の葉を立てた桶をかついで「水や水やァ、水や水やァ~」と言いながら売り歩いていました。
当時の江戸は、井戸を掘っても塩水が出てきたりして水には恵まれませんでした。隅田川の真ん中の水はきれいだという触れ込みで、どんぶり一杯1文のこの水、よく売れたそうです。
ただし、町中の川の水ですから、生活排水なども混じって実際は飲用水には適さなかったようで、お年寄りが腹痛を起こすことが多かったようです。
「冷水を 飲んで息子に叱られる」 と、川柳にも詠われ、年甲斐も無く若者の真似をしたがる年寄りの行動をさすようになりました。
とはいえ、「一生、青春」とばかり人生を謳歌する老人も多い現代、”冷水にあたる”のはむしろ軟弱な若者かも?