がたぴし
「がたぴし」は、建物や家具などのつくりが悪く、きしむことをいいます。「がたぴしする」と動詞としても用いられます。
これは、「ガタッ」「ピシッ」という音から生まれた言葉と思われがちですが、そうではないのですね。
仏教用語の「我他彼此(がたひし)」からきた言葉です。「我他彼此」は自分と他人、あれ(彼)とこれ(此)が対立し、決着しないことを意味します。
そこから、物事がぶつかりあって、かみ合わない状態を指すようになったようですね。
鳥取産の1㎏のらっきょうを剥くのに1時間半を要した家人。部屋中らっきょうの異様な匂い。こんなことなら剥いたらっきょうを買った方が良かったかもね。でも手間暇かけてやるからいいのかな?
スーパーを覗いたらみんな中国産のらっきょう。やっぱり国産の方が安心ですね。
注釈
「本当(ほんとう)」の発音が「ホントー」が「ホント」に変わるように、「らっきょう」の発音も「ラッキョー」が「ラッキョ」になることがあります。
しかし、文字に書く時は「らっきょう」が正しいですが、大阪では「らっきょ」と発音する人が多いですね。