一休さん

夢づくり工房 一休

無事に終えて

2016-07-31 16:46:28 | 雑学

 

 

78歳と言う若さで静かに生涯を閉じた4つ違いの兄。たくさんの思い出が残されました。喜びや悲しみが交差し、十色に描き出される人間模様・・。

その面影は、過ぎ去った日々を懐かしく思い出させてくれます。時の流れの中で、幾多の出逢いと別れを繰り返し人は歩き続けます。

孫や子どもたちに特に優しかったその笑顔は、兄が残した大切な宝物です。

たくさんの参列者の元、無事に葬儀を終え、還骨法要と初七日法要を済ませ帰ってきました。

もうこれで夜中に鳴る電話の音にビクビクすることも無くなりました。でも分かりませんね。兄の事だからひょっとしたら掛けてくるかも・・・

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兄の死

2016-07-31 05:56:26 | 雑学

 

「一生の終わりに残るものは、集めたものではなく、与えたものである」

という言葉があります。形に残るものではなく、生涯に残る生き方や考え方、そして思い出など。

父を失った娘たち、夫を失った妻、兄を失った弟の悲しみ・・・在りし日の思い出が走馬灯の如く駆け廻ります。

薬石の効なく、志半ばでこの世を去った兄の葬儀が今日行われます。生前、好きで擦り切れるほど聴いていたよし笛のメロディが会場に流れています。

残された家族のことを気に掛けていた兄に、こう語り掛けてやりたい。

「だいじょうぶ だいじょうぶ。なんとかなるって。きっとうまくやってくれるよ。だいじょうぶ だいじょうぶ。疲れたよね。ちょっと休んだらいいよ。休んだっていいんだよ」

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