ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● ミドリグンバイウンカ ・ カメムシ目 グンバイウンカ科

2019-08-15 | 〈虫〉その他
〈 ミドリグンバイウンカ 〉 グンバイウンカ科
体長6~7ミリ  出現期 7~10月  本州、四国、九州、沖縄

頭部と胸は黄緑色を帯び、翅は透明でとても美しいけれど、
小さくて、透明なので目立たない。

☆ ミドリグンバイウンカ  2019.8.9







☆ ヒラタグンバイウンカ  2017.8.20
               ミドリグンバイウンカによく似ていて、縦に引っ張ったような体型をしている。





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☆ クサギが咲いています。







● ガガイモは神代の昔から! ・ ガガイモ科

2019-08-15 | 〈ツル性植物〉
〈 ガガイモ 〉  漢名 蘿藦

蔓性多年生草本で地下茎が伸びて繁殖する。
花期8月、分布 北海道、本州、四国、九州

他の野草に比べて人気があり、この花を見るために来園される方が多い。
そこで、今年で三年目、真剣に保護してみたのですが、昨年も、一昨年も失敗でした。
背の高いオギの中に生えているので、その勢力に負けて押し倒されたり・・・。

そこで今年はご覧のような形にして保護してみました。
良く、日が当たるので生育も良くたくさんの花が付咲いてくれました。

花に続いて、種子が風に乗って飛び立つのを見たいという方も多くいらっしゃいます。
その時が楽しみです。

別名はチグサ、ゴガミ、クサパンヤなど。
パンヤと言えばクッションの事ですから種子に付いている絹糸上の毛(翼)の事をクサパンヤと呼んだのですね!
昔は、この種子の毛を集めて、印肉、スタンプ、針刺しなどにしたという救荒植物なのだそうです。

古事記には大国主命(おおくにぬしのみこと)と共同して国造りをしたとされる少名彦(すくなひこ)が 
「天の羅摩(カガミ)の船に乗って来た・・・」 と書いてあり
日本書紀には「一人の小男がカガミの皮で造った船に乗って・・・」 と書いてあるようです。
羅摩やカガミはガガイモの事であるとされている。 ネットで拾ったお話です。

☆ 谷戸山公園 西6 











☆ 袋果の様子。一昨年1月の画像です。


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☆ クロスズメバチ