ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● クズ

2014-09-07 | 〈野草〉
クズは繁殖力が旺盛なだけに邪魔にされて花が咲く頃には刈られている事が多いのです。
根からは(デンプン)葛粉が採れ料理に使われる。

漢方薬の「葛根湯」はクズの根。花は乾燥させて服用すればお酒に酔わないとのこと。
葉はキズの血が止まらないときに貼ると止血する。
救荒植物として若葉をゆでて食べる。万葉集には既に、線維を織物に使ったことを示す歌があるとか。

クズノ花がツボミの時期に色々な虫がタマゴを産みつけるようですが
「ウラギンシジミ」の幼虫に出会ってみたいです。
花がツボミのまだ緑色の時にタマゴを産み、幼虫はツボミを食べて育つようです。


追記 白い花のシロバナクズ  淡桃色のトキイロクズ も、あるそうです。

● コブウンカ

2014-09-06 |     ウンカ、スケバ
このごろイネ科の草原での虫探しが楽しいのです。
草丈は一メートルくらいですが中段から下の方をじ~~っと見ていると
ウンカやヨコバイが・・・どれも小さくて撮るのが大変です。
このコブウンカは3、4ミリ(見た目はもう少し小さいような)です。

● コムラサキとチャイロナガカメムシ

2014-09-03 |     ナガカメムシ
↓紫色のコムラサキにはチャイロナガカメムシがたくさんいました。
 美しい色舞台でカメムシも一段と美しく見えます。


↓コムラサキは葉の基部から離れたところに(茎)実が成っている。

● アカボシゴマダラ

2014-09-02 |     チョウ
↓7月末・成虫の画像。


↓4月・越冬した幼虫  枝の分かれたところなどに張り付いて越冬、目覚めた顔が可愛いのです!



↓幼虫は背中の突起が4対、三番目が大きい。


↓エノキの葉を食べて育つ 


↓エノキの葉っぱに擬態している蛹




● アメリカタカサブロウ

2014-09-01 | 〈野草〉
白く清楚な花。
数年前、この場所に咲いたタカサブロウの種を調べてみました。
種の形状からタカサブロウ(モトタカサブロウ)ではないアメリカタカサブロウと確認しました。
アメリカタカサブロウの種には翼がない。