二人のこれから

日常を、つれづれに・・・

義父のふるさと周防大島へ

2016-11-21 | ドライブ旅

松山 三津浜港から乗り込んだフェリーは16:17に山口県周防大島 伊保田港に着きました。
金魚のような形をした周防大島(すおうおおしま)・屋代島とも呼ばれています。

ここ周防大島は、Tさんの父とその先祖の故郷です。Tさん自身は兵庫県西宮の生まれですが、終戦まじかに食糧難の阪神間を離れて、
家族で移り住み、そのまま5年余を過ごした地と聞いています。

20年ほど前に先祖のお墓を取り払い、こちらへ移す手続きに行ったことがあり、私にとっては2回目の訪問です。

 


対岸の島


島に着いて、Tさんの第一声「海はいいな~~」 でした。少年時代の思い出が次々に蘇るのでしょうか、いつになく饒舌になっています。

この日の宿は、かわい寿司という民宿でお世話になりました。一階がお寿司屋の店舗で私たちは三階の和室に泊りました。
少し離れた温泉サザン瀬戸というところまで送り迎えしていただき、塩分のある温泉に浸り体をほぐしました。

夕食は、地魚のおさしみ・ゆでたエビ・酢の物・揚げ物・お吸い物・握りずしで、予想以上のおいしさで、二人とも満足でした。
お刺身の美味しさは抜群!でした。Tさんは刺身の角がとがっている!と感動していましたよ。

自分でお布団を敷いておやすみなさい。この日の走行距離たったの27kmでした。

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翌朝の朝食もやっぱりおいしい!


朝ごはんの、お米が、お味噌汁がおいしい!そして気づきました。旅4日目の朝はバイキングではないのです。この普通の朝ごはんがよかったです。

1泊のお宿の かわい寿司 は又、来たい場所になりました。

我が家にとって、ゆかりのある周防大島です。行き来のある親戚はいないものの、Tさんにとっても嫁いできた私にとっても思いは深い土地なのです。
義父からさかのぼるご先祖の生まれ育った地ですから・・・


折々に義父からこの地のことを聞かされてきました。95歳で我が家で亡くなった義父に対して、私が出来たことといえば、話を聞くことでした。

亡くなるまで意識はしっかりしていて、緊急入院をして5日で逝ってしまいました。
海軍経験のある、明治生まれの男子である義父は、気丈ななかに優しさを併せ持ったお人でした。

おとうさん~大島にきましたよ~、と持ってきた我が家の過去帳を広げて風にあてました。

 


我が家の菩提寺であった覚法寺にお参りしてきました。

(続く)


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