この地域に移り住んで40年になります。小学校のPTAの役でお知り合いになった数人とは、長いお付き合いが続いています。
今日はその4人とランチの約束の日、その中のお一人Sさんとは一年振りの再会です。彼女は50代のときのくも膜下出血の後遺症で左半身が不自由です。
意識はふつう以上にしっかりとしておられます。
ランチのお店は、段差の少ないテーブル椅子席のあるところを探しました。
先月、グループで行った和食の店 棗(なつめ)を予約しました。
待つ間もなく、先付がでてきました。蓋付の器はふたをとるのが楽しみです。この日は
手延べこんにゃくと、きのこのあえものでした。
上に菊の花びらが散らしてありました。
お造りは、まぐろとぶり → 秋さけのクリームソースかけ → 茶わん蒸し(上にイクラがのっていて、あさりと海老) →
てんぷら(海老・さつまいも・かぼちゃ)・味噌汁・ご飯・香の物 → デザートは胡麻プリン
そうそう、二番目にお吸い物がでました。牡蠣とくわいのしんじょうに、白いしめじとひとひらの柚子だけですが、よくお出汁がきいて、とてもおいしい!お椀でした。
しんじょうの中のくわいがこりこりして・・・何ともいえないおいしさ、しあわせな気分になれました。
料理が一品づつ出されるので、ゆっくりと味わうことができました。互いの近況を話しながら、その合間に「おいしいね~」と言い合うランチタイムでした。
どれも、手を抜かないで、きちんと料されている気がします。メンバーの皆さんも気にいってくださりほっとしました。
体に不自由さをもっているSさんは週2~3回、ディケァに通っておられ、自分のできることやリハビリを続けておられます。施設での楽しいことなどを聞かせてくれました。
明るさを失わず、日々を過ごしておられて私たち健常者の方が教えられたりもします。
食事を終えて、場所を変え喫茶店でまたしばらくお話ししました。
忙しく過ごす最近ですが、久しぶりにゆっくり、ゆったりとした時間を味わうことができました。
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