楽器店で新製品を発見するのは楽しい
打楽器売り場に置かれたKorg社の「Cliphit」、振動をキャッチするセンサーを内蔵するクリップをはさんだ机、本、なんでも叩けば「エレドラ」になるという優れもの
ウクレレやギターにセットするチューナー「クリップ・チューナー」の大ヒットで名を馳せたKorg社
ウクレレのヘッドに生じる振動から拾った周波数をメーターに送りチューニングする「クリップ・チューナー」は今やファッションに近いくらい普及している
おそらくクリップにセンサーを擁する技術の応用から生まれたと思われる「Cliphit」、挟んだ何でもが打楽器になるという自由さがウケたのだろう
幼児の打楽器教育向けにも可能性が広がる
関連して何でも楽器にしようとする創意工夫おじさんは世界中にいる
日本の明和電機しかり、木工なり機械工作なりを駆使して「こんな楽器があったらなあ」を実現してゆく
見た人が驚く、そして笑顔になる、人の輪が広がる
そんなことを期待する永遠の少年たちはいくつになっても馬鹿げた夢を追い求める
野外の建築物が楽器そのものになったらどんなに楽しいだろうか
そこに集い、時間を過ごすことが音楽の創造になるなら幸せだ
もう昔のことになるが、一級建築士のY君と手がけた公園設計コンペが懐かしい
彼がエントリーする公園の設計コンペにアイデアを求められた私、「音の出る公園」を提案した
マリンバのように音階の出る踏み石、風によって音の出るモニュメント、水琴窟、鹿おどしのメロディ版、、
想像するだけで胸が膨らんでくる
そう、永遠に持ち続けたいのは少年の心
男の子の夢だ
The New Korg ClipHit Demo
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Man Turns Guns into Strange Musical Instruments - Ken Butler Documentary
Playable Musical Architecture - Giant Musical Instruments Are Strange Houses of a Interactive Art