夢の介音楽夜話

音楽、アート、グリーン、クラフトなどなど徒然なるままに

大人の音楽

2016年02月14日 | クラフト


音楽に年齢はない、と思いたいのだが、時代時代の音楽を良しとする傾向は否めない
誰しも青春の頃親しんだ音楽を引きずって生きて行く

自分の心の中に深く入り込んだ音楽はそう簡単に忘れられるものではない
初恋の人をいつまでも胸に刻む馬鹿な男のように

音楽は聴いて素晴らしいと思うのだが、演奏してみると案外そうでもないケースもある
「なーんだつまらない」と思うのは今ヒットしている楽曲だったりする

消耗品的な楽曲が多くて耳に心地良いとしても飽きてしまう
宮川泰先生がいみじくも「後世に残る曲」とおっしゃったのはこのことだ

レコーディングよりもライブが良いとする人もいる
消え去ってしまうライブの一期一会的な瞬間がいいと言う

名うてのミュージシャンが集うセッションであってもなかなか常にそういう場面は少ないかもしれない
音楽は相互作用であるからして人をウキウキさせてしまう歌姫が現れたら時にそんな名場面が生まれる

歌姫に恋してしまう至福の時はものの数分で終わってしまうけれど、参加するミュージシャンの興奮が演奏に表れる
そしていつまでも心に残る

大人の音楽、いつまでも心に残る音楽
テクニックを超えた音楽の世界に浸りたい



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